Amazonから一方的に「Kindle Unlimited」の配信停止をされたことに関して、講談社が抗議する文書を発表しました。
ところが同サービスが展開する過程において、先日、一部報道にございました通り、アマゾン社側の一方的な事情により、同社ランキング上位に並ぶ書目が提供元の弊社に何らの連絡もなく、配信を停止されるという事態が発生しておりました。この際、弊社の提供書目は十数作品がサービスの提供から除外されております。この事態により、著作者との間で合意している提供書目が著作者のかたがたへ事前にご説明させていただくことなく同サービスから消えることとなり、さらに人気書目の閲読を楽しんでいただいている読者の皆様にも大きな不利益をもたらすこととなりました。
Amazonが一方的に行っていることで、講談社側としても講義したものの、事態は好転せず、さらに9月30日には講談社が提供する1,000を超える作品が削除されてしまったそうです。
「書目を提供してきた出版社として大変困惑し、憤っております」と講談社。
元々は「Kindle Unlimited」利用料上乗せに耐えられず人気本が消え始めるということで、ある意味ではAmazonの見込みの甘さがあったのだと思います。それはそれとして改めて、出版社と協議しながら進めれば良かったのに、一方的な配信停止をし、さらに協議中に懲罰のように全ての作品を削除してしまったというのは、ちょっと頂けませんね。
ぼくはとても読み切れないと思い、1ヶ月のお試しで「Kindle Unlimited」は解約したのですが、楽しみにしているユーザーは困ってしまいますね。