Amazon、Fire TVなどのOSをAndroidから自社製「Vega」OSへの切り替えを計画

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9to5Googleによると、AmazonがFire TVなどの自社デバイスに搭載するOSを、Androidから自社製OS「Vega」への切り替えを計画しているのだとか。Amazon reportedly ditching Android in Fire TV and moreという記事になっています。

Amazon has been using “forked” versions of Android to power its products for years now, but the company is apparently planning to swap that out with a new web-forward “Vega” OS starting with new Fire TV devices.

Amazonデバイス、自社製OS「Vega」搭載へ

AmazonデバイスにはAndroidから“フォーク(分岐)”したバージョンが試用されてきましたが、これを自社製の「Vega」というOSへ切り替えることが計画されているそうです。

ただし、Amazonデバイスに搭載されるOSはまだAndroid 11のままで、スマートディスプレイのようなシンブルな製品にスマートフォンOSを搭載するのは作業が過剰だということで、自社製OSの「Vega」への移行を促すきっかけとなったとのこと。

「Vega」はLinuxベースの「web-forward operating system」で、JavaScriptでアプリを開発するためにReact Nativeに依存し、アプリは「Vega」OSや他のデバイスでも動作するとしています。ウェブでいろいろ動かす仕組みになるということでしょうかね。

Amazonは2017年から開発をしており、既に作業はほぼ終了。2024年早々にも「Vega」OSを搭載したデバイスのリリースを計画しているようです。

「Vega」がFireタブレットに適用されるか不明とのことですが、Echoなどに搭載される可能性は高そうです。