iOS 11の「Apple Pay」は何が便利になったのかという記事を読んでいて、とても気になることが書いてありました。「iPhone 8/8 Plus」「iPhone X」にFelicaが搭載されたことで「海外で販売されているiPhoneを購入して日本に持ち帰った場合などでも、日本国内発行のカードを登録して非接触通信による電子マネーサービスが問題なく利用できる」というところです。
全世界的にiPhoneがFelica(NFC with reader mode)対応したことで、そんな恩恵があったとは‥‥ゴクリ‥‥これはつまり、シャッター無音かつFelicaの使えるiPhoneが入手可能ということです!!!
これは嬉しい‥‥飲食店などで写真撮影をする人もいると思いますが、日本のiPhoneはカシャカシャと音が鳴ります。日本でもまあ気になるのですが、海外では飲食店でなくとも屋外でもカシャカシャと気になります。気になりまくります。
なんとかならないかなぁ‥‥と思っていたのですが、これがなんとかなりそうですってことですよ!
ただ、アメリカで販売しているSIMフリーのiPhoneと、日本で販売しているSIMフリーのiPhoneでは、使用できる周波数帯に何か違いがあるのでは、という心配もあったので、調べてみました。
iPhoneの周波数帯を調べてみた
以下がその表になります。
そもそもアメリカではCDMA対応版、CDMA非対応版があり、日本で販売されるのがCDMA対応版であることから、今回はCDMA非対応版のことは忘れても良いかと。ちなみに青い文字のところがCDMAの対応です。
というところで、日本とアメリカのCDMA版を比較すると、バンドが3つだけ違うことが分かりました。それが11、21、42です。
それぞれどういうものか説明します。
バンド11:auがサポート
バンド21:ドコモがサポート
いずれも日本独自の周波数帯で、海外のSIMフリースマートフォンが対応することはほとんどないようです。ただし、バンド21はドコモが地方都市の高速化のために整備しているものであったり、使えることに越したことはないな、という印象を調べていて持ちました。
バンド42:ドコモ、au、ソフトバンクがサポート予定
バンド予定は今のところどのキャリアも対応していないようです。ただし「一気に通信速度を向上させることが可能」な周波数帯でもあるようです。
アメリカでiPhoneを買うか、買わざるか?
ここから先は「やっぱり高速な方が良い」という人もいれば「スピードはそこそこでもカメラが無音の方が良い」という人に分かれると思います。
これから使用するのが2年くらいだと考えれば、個人的には「カメラのシャッターが無音」の方が、日常的に得られる恩恵も大きいのかな、と思います。使用しているキャリアがIIJmioということもありますし、そこまでのスピードは求めていないということもあります。
そもそもアメリカで購入する手段があるか、アメリカで購入したiPhoneを日本に持ってきてもらう手段はあるか、というのも課題ではありますけどね。
追記:日本で使うにあたっては技適マークの有無という問題があるようですね。引き続き調べます!
最後にモデル番号をまとめておきます。
日本
iPhone 8:モデルA1906
iPhone 8 Plus:モデルA1898
iPhone X:モデルA1902
アメリカ(CDMA対応)
iPhone 8:Model A1863
iPhone 8 Plus:Model A1864
iPhone X:Model A1865
アメリカ(CDMA非対応)
iPhone 8:Model A1905
iPhone 8 Plus:Model A1897
iPhone X:Model A1901
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