2011年10月5日未明、AppleよりA5チップ&800万画素カメラを搭載した「iPhone 4S」が発表されました。残念ながら、期待された「iPhone 5」の発表はありませんでした。
ネタフルでは「iPhone 4S」発表、10月14日より発売開始(KDDIでも)として第一報をお伝えしました。
「iPhone 5」がなかったことで「iPhone 4」ユーザは落胆したかもしれませんが、これではっきりとAppleは同じ筐体を2年使う、ということが分かりました。
個人的には、水没させたことにより電話機能が故障しかかっているので買い替えせざるを得ない状況なのですが、ガワが違えば「iPhone 5」といって良いくらいの中身の変わり方に安堵しています。
(ちょっとしたスピードアップくらいだったら、泣けました)
「iPhone 4S」のポイントは次のようになっています。
・”4″より最大2倍高速なA5チップ(デュアルコア)
・”4″より最大7倍高速なグラフィック(デュアルコア)
・アンテナが改善され送受信を切り替え
・HSDPA対応で最大14.4Mbpsのダウンロードスピード
・GSM/CDMA対応
・800万画素カメラ
・裏面照射型CMOSセンサー
・5群レンズ&F2.4
・顔認識やオートホワイトバランス
・写真撮影の間隔も高速化
・音量アップボタンでシャッター
・1080pのフルハイビジョンのビデオ録画
・リアルタイムの手ブレ補正&ノイズリダクション
・「Siri」音声アシスタント機能
・「Siri」英語、フランス語、ドイツ語に対応
例えば、Siriに「家に着いたらお母さんに電話することを思い出させて」と言うと、アドレスブックから「お母さん」を探してくれます。あるいはSiriに、「この辺りの交通状況はどうかな」と尋ねると、現在位置から「この辺り」がどこかを判断することができます。Siriはまた、電話をかけたり、テキストメッセージや電子メールを送ったり、ミーティングやリマインダのスケジュールを組んだり、ノートを取ったり、インターネットを検索したり、地域のビジネスを見つけたり、道順を取得したりなど、様々なことができます。また、尋ねるだけで答えを得たり、調べものをしたり、複雑な計算を行なうことさえできます。
「iPhone 4S」専用のアプリが登場するということなので、そのスピードには期待がかかります。また、カメラ機能のアップも嬉しいですね。これで本当にコンデジがいらなくなるカモ?
「iPhone 4S」は、最初からブラックモデルとホワイトモデルが発売開始されます。リークがあった通り、ソフトバンクだけでなくKDDIからも販売されます。
予約受付10月7日から、発売開始は10月14日からとなります。
個人的には家族もソフトバンク回線を利用しているので、今回は特にauへのキャリア変更は考えていません。むしろ、auの登場による孫社長の発奮に期待したいところです。
価格は、
・16GB/$199
・32GB/$299
・64GB/$399
となっています。円高が適用されるならば、非常に買いやすい価格帯とも言えるのではないでしょうか。iPhone 5への乗り換えも抵抗が少なくなるカモ?
なお、併せて「iPhone 4 8GB」が99ドル、そして「iPhone 3GS 8GB」は無料となることも発表されています。
ということで、以下「iPhone 4S」関連記事のまとめです。
▼A5プロセッサ、8Mカメラ搭載の「iPhone 4S」発表 10月14日に発売
CPUはApple独自のデュアルコアプロセッサ「A5」を搭載。iPhone 4のA4と比べて、処理速度が最大2倍速い。またグラフィックスコアもデュアルになり、その性能は約7倍高速だという。データ通信ははW-CDMA(HSDPA)とCDMAの両方に対応。W-CDMAは下り最大14.4Mbps、上り最大5.8Mbpsでの高速通信が可能だ。CDMAは、CDMA2000 1x EV-DO Rev.Aに対応しており、 下り最大3.1Mbps、上り最大1.8Mbpsでの通信が行える。
▼アップル、「iPhone 4S」を発表–A5プロセッサ搭載で2倍高速
8メガピクセルにアップグレードされたカメラには、自動フォーカス、フラッシュ、裏面照射型CMOSセンサが搭載されている。前機種のカメラよりも33%高速に動作し、ハイブリッドIRフィルタによって色精度が改善されている。A5プロセッサにはイメージプロセッサも内蔵されており、顔認識機能が追加され、自動ホワイトバランス調整機能が26%改善されている。
▼iPhone 4S 発表、国内でも10月14日発売。ソフトバンクと au から — Engadget Japanese
Bluetooth 4.0に対応するのもポイント。重さはごくわずかに重くなって、140g(iPhone 4は137g)。発表会では長時間バッテリーも言及されていて、3G通話で8時間(iPhone 4は7時間)とアピールされていましたが、3Gブラウジングは6時間で変わらず、待受時間などはむしろ減っています。
▼iPhone 4S vs. iPhone 4 詳細比較チャート — Engadget Japanese
大きく強化されたのはプロセッサ (デュアルコアA5でCPU2倍、グラフィック最大7倍)、64GBモデルが用意されること、カメラ(センサー性能と画素数向上、レンズも改善)、動画撮影性能 (1080p 30fps、手ブレ補正)、3Gダウンロード速度 (2倍の14.4Mbps HSDPA)など。
ただ、市場では、期待していたほどの驚きはないと失望する声も一部で聞かれた。一部の投資家やファンからは、従来型のアイフォーン4に速度が増しただけとの冷ややかな声もあった。BGCパートナーズのアナリスト、コリン・ジリス氏は「1年4カ月も待って、手にしたのは、A5プロセッサを搭載した従来のアイフォーン4だ」と述べた。
▼iPhone4→4Sで変わった点は3G→3GS以上! 歴代4モデルスペック比較
加えて動画撮影では、720pから1080pに。さらに高精細な動画撮影が楽しめます。
▼ちょっと待って!AU版iPhoneは難ありな可能性も – iPhone APPを探すならアップス!!!
ソフトバンクと比べれば、AUはつながりやすいはずですがAUのiPhoneは高速回線に対応していません。
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