Apple上級副社長(SVP)のフィル・シラーが、Wall Street Journalのインタビューに応じ「iPhone 4」ホワイトモデル開発の苦労を語ったようです。
「iPhone 4 ホワイトモデルの開発に手こずった理由」- アップル幹部の裏話という記事になっています。
アップル上級副社長(SVP)のフィル・シラー(Phil Schiller)氏といえば、同社のカンファレンスや製品発表の席でもたびたび壇上にあがり、アップルファンにはお馴染みの人物だが、このシラー氏が米国時間27日、スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)CEOやiOSプラットフォーム責任者のスコット・フォーストール(Scott Forstall)SVPらとともに、Wall Street Journalとのインタビューに応じた。
実に、ブラックモデルの登場から遅れること10カ月。
一時はウェブサイトからも消え、もはや「ホワイトモデルはリリースされないのでは?」と思ったりもしたのですが、無事に発売開始にこぎつけました。
フィル・シラーは、インタビューで「とても苦労した」と語ったそうです。
に「何か白いものをつくればいい、というほど事は単純ではなかった。素材選びや経年変化の具合、そしてそれらの素材とセンサーとの相性など、いろいろな課題をつぶしていかなくてはならなかった」
さらにはブラックモデルよりも紫外線対策が必要であったり、色の違いから予期せぬ干渉などもあったのだとか。
単なる色の違いだけ、ではなかったのですね。
スティーブ・ジョブズは「ホワイトモデルを製造するためにアップルが蓄積した経験や技術は、今後の同社により大きなメリットをもたらすだろう」と述べたということです。