一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラを置き、取材時にiPhoneのみで臨むようになってからかなり経ちます。
新しいiPhoneなら手ぶれ補正も効きますし、できるだけオプションは使わずに本体だけでの撮影が取り回しが良いと思うのですが、ある条件の動画撮影においてはグリップがあると便利だと感じています。
KOPEK JAPANからモニターさせて頂いている「Shoulderpod S1 プロフェッショナル用スマートフォングリップ」を試したレポートです。
こちらがセットです。価格は4,730円。現在はセール中で公式オンラインストアなら15%オフの4,021円で購入することができます。
スマートフォンをガシッと挟むパーツと、手で握り込むグリップから構成されています。
ウッドグリップも付属する「Shoulderpod S2 プロフェッショナル用スマートフォンハンドルグリップ」もあり、ウッドグリップも試しにと送って頂いたのですが、自分が撮影するようなシチュエーションではウッドグリップまではオーバースペックだと感じました。
YouTuberのように動画撮影メインならウッドグリップがあった方がカメラとして持ちやすいはずですが、写真撮影が多く装着したり外したりを考えると、より身軽な「Shoulderpod S1 プロフェッショナル用スマートフォングリップ」の方が自分には向いていると感じました。
対応機種ですが、iPhone6s Plus、Galaxy Note 4、Xperia Z Ultraなど大きなモデルにも対応しているということで、実際に自分はiPhone 7 Plusに「bitplay SNAP! 8」というカメラタイプのケースまで装着して使用しています。
実はグリップはそんなに必要ないのではないかと思っていた
モニターさせて頂いた当初、実はiPhoneにはグリップは必要ないのではないか、という気もしていたのです。手ぶれ補正機能も向上しているし、手持ちで撮影する分には本体のみでよいのではないか、と。
しかし、決してそんなことはありませんでした。例えばこちらの動画です。
これはもう本当にグリップがなければ絶対に撮影できないシチュエーションでした。ありがとう、グリップ。
とはいえ、こんなシーンがどれだけあるかということなのですが、激しく動かなくても、そこそこ長時間の撮影にもiPhone+グリップは便利です。
iPhone本体をつまむように持っていると、それだけで数分もしてくると手に疲労がたまってくるのを感じます。それがグリップだと遥かに軽減されるのは、想像してもらうと分かりやすいでしょう。
また、上部からの撮影をする際にも、わずかではありますが、グリップを持って頭の上に掲げることで、より上からの撮影もすることができるようになります。
安定した撮影ということであればジンバルを使う方が良いのではという意見もあるかと思いますが、ウッドグリップを持ち歩かないという判断をしたように、取材時はできるだけ身軽でいたいのです。
加えて、ジンバルを装着して準備するまでの時間を考えると、やはりグリップの方が遥かに所要時間は短くて済むという利点があります。
三脚穴もあるので、そこにメリットを感じる人もいるかもしれません。
いずれにせよ、ポケットに入れておけるサイズは「使うかどうか分からないけど」という取材の時にも、安心して放り込んでおくことができるというわけですね。
ということで、ジンバルを使うほどではないけれど、スマートフォンの動画撮影環境を向上させたい、しかも持ち運びが便利なのが良い、という方に「Shoulderpod S1 プロフェッショナル用スマートフォングリップ」はオススメです。
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