「iPad」開封の儀と雑感

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4月下旬なら我慢できたものを、5月下旬に発売が延期されるなんて!! そんなには我慢ならんということで、アメリカ在住の知人に送ってもらいましたよ「iPad」を!!

電波法云々により日本では全く使えないものかと思っていたのですが、WiFiとBluetoothを使わなければOKということが分かり、だったらもう購入してしまおう、ということに。

Apple Storeから届いたものをそのまま転送してもらい、送料は「iPad」2台で約60ドルくらい、アメリカからは3日くらいで届きました。

ということで、ゴールデンウィーク中に届いておりましたので、改めての開封の儀の様子をお届けします。

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今回、購入したのは16GBです。いずれ容量が大きなものが必要になれば、それは日本で購入すれば良いという判断です。

また、iPhoneも16GBで事足りている、ということもあります。ただ「iPad」では大容量のアプリや書籍、動画などを入れるようになるのかもしれませんが。

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箱のサイズは、まんま「iPad」ですね。

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ちょっと光の具合が悪くて、黒い写真でごめんなさい。

続いて起動したところです。

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アクティベーションのために、iTunesとの接続が求められます。

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指示に従うだけですので別段、難しいことはないですが、iPhoneなどと共有しているiTunesだと、同じように音楽などを同期しようとして時間がかかるかもしれません(慌ててキャンセルしました)。

とりあえず現状では、アメリカのApp Storeからアプリのダウンロードができないため(アカウントを持っていない)、とりあえずiPhone用にダウンロードしたものをインストールしています。

iPhone用アプリを拡大してフル画面で使うこともできますし、中にはEvernoteのように「iPad」版を内包しているものもあります。

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当然、モノとしては非常に美しいです。なんだか、ベタベタと触るのが申し訳なくなるくらいの勢いです。

同梱物に目を向けると、こちらもApple製品らしくシンプルです。

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マニュアルらしいマニュアルというか、ボタンの説明が書かれた印刷物ですね。お馴染みのアップルマークのシールも同梱されていますよ。

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ということで「iPad」を手にしてから1週間くらいの雑感ですが「まだよく分からない」というのが正直なところです。

もちろん、ぼくの「iPad」は中身がほぼiPhoneと同じで画面が大きくなっただけ、というのは大きいと思います。

きっと専用アプリを使わないと「iPad」の良さは分からないだろうし、新聞、雑誌、書籍のような紙媒体を「iPad」で読むようになるとすごいことになるのでは、という予感がします。

あとは「まだよく分からない」というのをさらに正直に書き残しておくとすると、自分にとっての利用シーンがよく分からない、というのもあります。

確かに画面が大きいのでネットサーフィンやメールで使うには便利そうなのですが、手が届く距離にMacBookがあったりすると、返信のことを考えるとそちらを手にしてしまいそうです。

文字入力も試しましたが、かな入力派には厳しい状況ではありますし、それなりに長文を入力するならやはりキーボードを‥‥となってしまいまして、しかし外付けキーボードを使うのもちょっと違うような気がしまして。

また、膝の上で文字入力するのもなかなか大変で、しかし机におくとスタンドが必要になり、だとするとやっぱりMacBookで‥‥とか考えると、あくまでも自分にとってですよ、自分にとっては棲み分けが難しいなぁ、と。

さらに外出先でのことを考えると、これをサッと持ち出すのもあまり考えられないのですね。仮にサッと持ち出して使うことを考えると、3Gモデルでないと厳しい気がします。iPod touchに比べてiPhoneが優れているのは、ネットにすぐに繋がることだと思いますし。

そう考えていくと、小さくてサッと取り出せていつでもネットに繋がってiPhoneてよくできてるよなー、とか思ってしまうんですね。

iPhoneを使いながら布団に横になってうとうとして手から滑り落ちても大したことありませんが、これが「iPad」だったら流血沙汰になりそうですよ。

そして「iPad」はすごく高速ですよ。サクサク動きますよ。そうなると「次期iPhoneはどんなことになってしまうの!?」ということですよ今、激しく気になっているのは。

しかし、こうした雑感はあくまでも普段からMacBook Proを持ち歩いているぼくの特殊な環境と、まだほとんど「iPad」らしいアプリをインストールしていないせいだとも思っています。

なので、こうした評価は次々に覆されていくんじゃないかなぁ、と思って期待しています。というか、楽しみにしています。

手放しですごいすごいと書くよりは、こういう意見もあってもいいかな、と思ってちょっと書いてみました。

ちなみに、子供たちは大喜びですよ。大きな画面でゲームができるのですからね。ただ、ゲームだけの端末にはせずに、教育向けの想像力を使ったりするアプリとか、計算力向上アプリみたいなのもインストールしようと思っています。

そういう意味では、もともと「iPad」は子供が初めて触るのに適したPC的なモノだと思っていたので、思惑通りではあると言えるのかもしれません。

「iPad」を手にしたけれど、まだよく分からない、でもとっても今後に期待している、というお話でした。何かをブラウズするには、すごく良い端末だと思うので、そういう意味では多少は使う人を選ぶのかもしれませんね。