FlashをHTML5に変換するツール「Wallaby」

Eric Carle Animal Flash Cards

Adobeが、FlashをHTML5に変換することができる「Wallaby」というツールを発表しました。

アドビ、FlashをHTML5に変換するツール「Wallaby」発表という記事になっています。

Adobe Labsは米国時間3月7日、FlashをHTML5に変換する新しい無償ツール「Wallaby」を発表した。

なんと「Wallaby」は無償ツールですか!

さらにAdobe Airで動くので、Mac/Winのどちらでも使えるそうです。

現状のWallabyでは、FLA形式のファイルを選択して変換すると、そのFlashファイルがHTML5、JavaScript、CSSに変換される。ほとんどの描画要素、塗りつぶし、シェイプトゥイーン、モーショントゥイーン、シンボル名、インスタンス名などを含む、ほとんどのFlashファイルが変換されるとBarclay氏は述べた。

複雑なゲームのようなものは難しいのかもしれませんが、ウェブサイトのメニューのようにシンプルなものであれば、問題なく変換できるかもしれませんね。

同氏は、Wallabyの最初の目標について、Appleが「iOS」でFlashをサポートする予定がないことから、「iPhone」「iPad」「iPod touch」におけるバナー広告の開発をサポートすることであると付け加えた。

うちのCHONANは最近、iPadでイナヅマイレブンのサイトをチェックするようになったのですが、Flashが見られないので、ちょっとかわいそうかな、と思うこともあります。

ぜひ、子供向けのサイトはiPad対応をお願いしたいですね。iPadでネットを見ている子供も少なくないんじゃないかな、と。

Zyngaとディズニーに脱Flashの動きという記事もありました。

Zyngaは、広くユーザーを集めている自社のオンラインゲーム「CityVille」と「FarmVille」の基盤に、現在はAdobe SystemsのFlashを主に使っている。しかし同社は、2010年秋にドイツの企業を買収して、ブラウザのプラグインではなく、ブラウザを使う技術による新しい基盤への準備を整えつつある。

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実際に試してみると、帯域さえあれば動画や動きの少ないFlashアプリはそれなりに利用が可能なレベルです。ただし仕組みとしてはPC上のFlash対応ブラウザにリモートデスクトップでアクセスしている状態なので、画面全体がリアルタイムに変化するようなアプリ、タイミングを要求されるゲームなどは不向き。というより使い物になりません。