「オジ旅 シーズン2」は高速バスで富山の旅です。メンバーは3班に分かれ、それぞれ別のバスで東京から富山に向かいましたが、ぼくが利用したのは3列独立シートの西武バスの昼便(SB001)でした。高速バスで旅をするのは初めです。池袋から富山までの高速バス旅のレポート、乗り心地の感想を書いておきます。
【高速バス】西武バスの出発地は池袋 → 待合所あり
事前に楽天トラベルで予約したのは、池袋を7時20分に出発する西武バスの昼便(SB001)です。バス停には遅くとも15分くらい前には到着しておいた方が良さそうです(点呼があるため)。
バス停のすぐそばには、待合所を兼ねたチケットセンターがあります。
こちらで当日券を購入することも可能です。
待合所には、トイレと自動販売機もあります。なお、すぐ近くにコンビニもありますので、何か事前に購入したい場合はそちらを利用すると良いでしょう。
【高速バス】西武バスのバス停
西武バスのバス停は、池袋駅の東口の徒歩で5分とかからないくらいの場所にあります。すぐ近くにコンビニはありますし、マクドナルドもあるので、事前に腹ごしらえもしやすいです。
早朝の便は多いのでしょう、まとまって高速バスが到着している印象でした。
バス停から待合所までの案内図です。30mなので、すぐそばです。
【高速バス】西武バスの3列独立シートに乗車
今回は月曜日の朝に出発したのですが、乗車したのは「オジ旅」チーム3人を含めて、全部で10人くらいでしょうか。点呼を済ませ、着席すると、すぐにバスは出発します。出発後は、休憩場所などのアナウンスが行われます。
荷物はトランクルームに預けることもできます。決して足元のスペースが広い訳ではないですし、頭上の棚も高さがないので、預けられる荷物は預けてしまった方が良いでしょう。
高速バスの旅はハードだという話をよく目にしていたのでドキドキしていたのですが、3列独立シートは快適でした。フットレストにレッグレスト、さらにはリクライニングの角度もかなりあり、ゆったりと寛ぎながら乗車することができます。
PCなどでは使用できませんが、携帯電話とスマートフォンが充電できる電源コンセントは各席に用意されています。数時間の乗車をする訳ですから、これは本当にありがたいですね。
今回は7時間くらいのバス旅行でしたので、トイレがあるのもポイントでした(実際には3度の休憩があり使用することはありませんでしたが)。トイレは最後部ではなく、バスの中央にありました。
バスの座席は3列ですが、均等に並んでいる訳ではなく、左と真ん中が近く、右と真ん中の間の通路がゆったりしていました。
ドリンクホルダーは足元にあります。
新宿始発、我々は池袋で乗車し、練馬では乗車はなく、関越自動車道の川越的場という高速バス乗り場で乗客を広い、一路北陸へ。
高速バスの楽しみはサービスエリア・パーキングエリアの休憩
1回の休憩は15分前後ですが、富山行きは3回の休憩タイムがありました。夜行バスだとパーキングエリア・サービスエリアが閉まっていることもあるでしょうが、昼便は全開です。
土地の名物をワイワイ言いながら食べたり飲んだりするのは、なかなか楽しいものでした。自分がドライバーの場合はガッツリ休憩する感じですが、高速バスだと乗っているだけなので、気軽に楽しむことができます。
次の出発時間が、バスの前に掲示されますので確認してトイレに行きましょう。一点、注意としては、自分の乗車しているバスの色、ナンバーなどはきちんと覚えておいた方が良い、ということです。数多くの高速バスが休憩している場合もありましたので。
長野で休憩した時は、おやきも食べました。丁度良いおやつでした。
炒めた甘いたまねぎが入っていましたが、一口で中身が全てずるりと出てきてしまい、皮だけになってしまいました。
物悲しい皮です。
レストランなどで食事するほどの時間はありませんので、こうした牛乳ょを飲んだり、ちょっと何かをつまんだり、といった感じですね。
なお、休憩で立ち寄ったのは、
の3箇所です。
【高速バス】西武バス豆知識
ドライバーは交代の人も含めて2人いました。最初こそ2人で会話していたのですが、途中から一人がトイレに入りました。そのまま戻って来ないのでどうしたのかと思ったら、さらに奥に仮眠スペースがあるそうです。
それがここです。自分の出番に備えて、休息しているのですね。
【高速バス】西武バスは無事に富山駅へ(感想)
そうこうしているうちに、西武バスは何箇所かのバス停で乗客を降ろしつつ、富山駅に到着しました。13時50分くらいでしたので、ちょうど6時間半のバス旅でした。朝が早かったので途中でうつらうつらしましたが、あっという間の旅路でした。バス料金は6,200円でした。
さて「高速バスに乗ってみてどうだったの?」ということですが、一言でいうと楽しかったです。3列独立シートならば隣の人が気になることもないですし、リクライニングしてフットレストとレグレストでグリーン車気分です。さらにスマートフォンも充電できるおまけつき。
北陸新幹線が開通した今、あえて高速バスで富山まで行ってみた訳ですが、違いはシンプルで「時間をお金で買うかどうか」だと思います。昼便で行けばお昼過ぎには到着しますし、旅先で何をするかにもよりますが、十分にバスでも楽しめました。高速バスというと夜行のイメージがありますが、昼便も良いですね。
ポイントは一人旅ではなく、グループの旅だということ。乗車時は他のお客さんもおりますので静かにしていますが、パーキングエリアやサービスエリアでワイワイと食べたり飲んだりするのは、非常に旅行気分で楽しめ盛り上がりましたよ。
クルマで旅に出る、でも自分では運転しない、運転手付き、みんなでワイワイ、旅楽しい! くらいの感覚でしたし、ドライバーも気さくな方たちで、高速バスの旅は素敵でした!
※【富山】高速バス(西武バス)と北陸新幹線の所要時間と料金を比較してみるという記事を書きました。
今回の高速バスは楽天トラベルで予約しました。