サントリー:「山崎」「響」出荷調整へ…ハイボール人気でという記事より。
サントリー酒類が高級ウイスキーの「山崎」と「響」の一部商品について、年明けから出荷調整を始めることが16日、分かった。ウイスキーの炭酸水割り、「ハイボール」のブームで売り上げが予想以上に伸び、在庫不足に陥る懸念があるためだ。
おおっと。サントリーの高級ウイスキー「山崎」「響」が、ハイボール人気で予想以上に売上が伸び、在庫不足に陥る懸念があることから、2011年の年明けから出荷調整に入るそうです。
2010年7月にはサントリー「角瓶」ハイボール人気で出荷制限という記事も書きましたが、ウイスキー人気が続きますね。
出荷調整するのは、「山崎10年」「同12年」「響17年」の3商品。年明け以降、「想定以上の注文があった場合、出荷を制限する可能性がある」(広報部)という。
「安くて飲みやすい」のがハイボール人気の理由だと思っていたのですが、それが高級ウイスキーにも飛び火したとなると、いよいよウイスキー人気も本格的なものと言って良いでしょうか。
ブームの影響で高級ウイスキーの出荷量も伸びており、「山崎」の今年の出荷量は前年比約1割増の17万ケース(1ケースは700ミリリットル瓶12本換算)、「響」は同約1割増の7万ケースになる見込み。
「将来にわたって安定的に供給するため調整する」とサントリー。
ウイスキーは出荷できるようになるまで、文字通り10年、12年とかかりますからね。ブームになったからといって、簡単に増産はできません。
サントリー、ハイボール人気で「角瓶」売上が68%増→中間決算が過去最高という記事もどうぞ。