ChatGPTから話題が続くAI界隈ですが、GoogleのAI「Bard」が日本語に対応したことが発表されました。「Bard」は、ジェネレーティブAIを活用してユーザーをサポートするGoogleの試験運用中のサービスです。
「Bard」が日本語に対応
「Bard」は、Googleの大規模言語モデル(LLM:Large Language Model)である「PaLM2」を利用しています。LLMは言語のパターンを拾い上げること、それを使って文章の中で次に来る確率の高い単語を予測することを学習します。
しかし、欠点がないわけではありません。たとえば、LLMは現実世界の偏見や固定観念を反映した幅広い情報から学習するため、回答にそれらが反映されることもあります。また、不正確、誤解を招く、または間違った情報を提供することもあります。
このような課題を認識した上で「Bard」は、生産性を高め、アイデアを加速させる素晴らしいパートナーとなるよう、フィードバックをもとに改善を加えたり、新機能を導入していくとしています。
「Bard」は1つの質問に対して複数の回答案を提示するので、ユーザーは自分のスタイルに合った回答案を複数の候補から選べます。ユーザーが別の回答を知りたい場合は「Bard」に新しい回答を生成するよう依頼できます。