テキスト入力に特化した「ポメラ」というデジタルメモツールが発売されます。価格は27,300円。
キングジム、キーボードを搭載したテキスト入力専用ツール~ATOK搭載、単四2本で20時間駆動という記事で紹介されていました。
約370gのボディに、17mmピッチの折りたたみ式キーボード、ATOK(2007相当)を搭載し、PC並の入力環境を備えた点が特徴。液晶は640×480ドット表示対応の4型モノクロTFT液晶。電源はアルカリ単四型乾電池2本を使用し、20時間駆動する。
畳むと文庫本サイズになり、広げるとフルサイズのキーボードが出てくるというユニークなガジェットです。
乾電池による駆動も可能で、20時間も使えればかなりの文章量が達成できそうです。
ただし、残念ながらネット機能がありません。データのやり取りはUSB接続してマスストレージとするか、microSDカードを使います。
ということで、本当に物書きに集中したい人向けのツール、ということができるでしょうね。ただ、書きながら調べたいということもある訳で、そのあたりがどう映るか。
「会議や出張などでビジネスマンが使うシーンを想定している。5万円のUMPCとは違うゾーンを目指した。(PCというよりは)文房具を買う感覚で、ビジネスマンが自腹で買うことを想定している」
確かに、会議の時などにはこうしたツールでも良さそうです。
あと数万円でネットブックに届くのですが、恐らくはネットブックを欲しいと思う層と、キングジムがターゲットにしたい層は違うのでしょう。
たつをさん@たつをのChangeLogは「これは欲しい。欲しすぎる」と言っています。
小林さん@Heartlogicは「あぁ、これが今年の頭に出ていれば私のボルテージも相当上がっただろうなあ……」と言っていますね。
個人的には、このくらいのキーボードが「iPhone」に繋がったら良いな、と思っています。やはり長文を入力するにはストレス溜まりますから。
ちなみに「ポメラ」というネーミングは「Pocket Memo Writer」の略だそう。
ITmedia Biz.IDにて「ポメラで書くポメラ日記」という連載もスタートしています。