「BeamO」Withingsが体温計・心電図・聴診器が一体化したオールインワン製品を発表

Withingsが、体温計、心電図、聴診器が一体化したオールインワン製品「BeamO」を発表しました。心臓、肺、体温の健康状態をチェックすることができます。

9to5Macが、Withings unveils BeamO 4-in-1 'disruptive' multiscope with Apple Health supportとして伝えています。

Smart health device pioneer Withings has revealed its latest invention – BeamO. The company thinks it’s set to be a “disruptive” health device as a 4-in-1 multiscope that can check the health of your heart, lungs, and temperature.

「BeamO」体温計、心電図、聴診器が一体化したマルチスコープ

「BeamO」はWithingsの非接触体温計とほぼ同じサイズで、心電図(ECG)、酸素濃度計(オキシメーター)、聴診器、体温計のセンサーを搭載しています。

「BeamO」についてWithingsは、未来の体温計となり、体温を評価し、心臓と肺の状態を観察する能力を提供すると説明しています。

「BeamO」では以下のような測定が可能です。

・体温
・心拍数
・誘導心電図(1-lead ECG)
・心音
・血中酸素濃度(SpO2)
・呼吸音

検出機能:

・心房細動
・心雑音
・肺の喘鳴
・脱飽和

Apple Watchで対応できることもありますが、肺の状態は検知することができません。これは「BeamO」ならではです。

「BeamO」は最大8人まで使用でき、医師と簡単にデータを共有することができるとしています。データはWithingsアプリに同期するだけでなく、Apple Healthにも同期可能。

「BeamO」はWithingsによると、FDAの承認後、2024年6月に249.95ドルで発売予定とのことです。