浦和レッズユースでプレイしたこともある中村祐人が、中国国籍を取得しサッカー香港代表に選出されたことが明らかになりました。日本人FW中村祐人が中国国籍取得し香港代表入りという記事になっていました。
香港プレミアリーグの名門・傑志でプレーする日本人FW中村祐人が13日、自身のフェイスブックページで、中国の国籍を取得し、香港代表に選ばれたことを明らかにした。
元浦和レッズユースと書きましたが、中村祐人の経歴は一筋縄ではいきません。父親は三菱重工サッカー部でMFとしてプレイし、青山学院大学監督などを経て、現在は浦和レッズでプロ契約のGMを務める中村修三氏です。
自身は柏レイソルジュニアから浦和レッズジュニアユースに進み日本クラブユース選手権優勝。さらに浦和レッズユースで日本クラブユース選手権準優勝を果たすも「スーパーサブとしての起用が多かったため、高校2年生の9月に高校サッカーに移籍」。
6ヶ月間の公式戦出場停止を経て(規定によるもの)、西武台高校サッカー部の一員として選手権に出場。大学は青山学院大学に進み、関東大学2部リーグで得点王とベストイレブンに選出されるなど活躍しました。
大学卒業後に香港リーグ1部のTSWペガサスに入団、ポルトガル2部のポルティモネンセに移籍、その後は複数の複数の台湾のクラブを渡り歩き、31歳の現在は傑志でプレイしています。
中村修三氏の息子であること、浦和レッズの下部組織の出身であることから、ことあるごとに動向には注目してきたのですが、ついに香港代表に選出されるとは‥‥凄すぎです。
そもそも浦和レッズユースから高体連に移籍するという選択肢からして、なかなかできないことだと思いまする出場停止になる期間があるわけですし。そういう意味では、チャレンジの連続のサッカー人生だったのかもしれませんね。
浦和レッズユースから流通経済学に進学し、浦和レッズに戻ってきた宇賀神友弥は次のようにツイートしていました。
朝からビッグニュースだ‼︎
祐人さんすごい‼︎
ほんとに頑張ってほしい!
来年ACLで戦えるように頑張ろう。
日本人FW中村祐人が中国国籍取得し香港代表入り – 海外サッカー : 日刊スポーツ https://t.co/T7XFkEXwfd
— 宇賀神友弥 (@ugadybarikata3) 2018年10月13日
なお、傑志にはフォルランも在籍してますね。