原口元気の先制点で眠かったのも覚醒! 乾の追加点でFIFAランキング世界3位のベルギー相手にさらに盛り上がり、これは初のベスト8か!? と興奮したら後半に3点取られて逆転負けしました。これもまたサッカーという試合内容でしたが、個人的な感想を言えばもったいなかったな、と。
確かに2-0というスコアは危ないスコアではあるのですが‥‥ベルギーの地力がとんでもなかったというのもありますが‥‥惜しかった‥‥勝てた試合だったように思います。失点シーンもなぁ‥‥と、ちょっと頭を抱えてしまいました。
本気のベルギー相手に試合ができたのは良い経験になったと思いますが、勝てたのではないか‥‥ここはあえて「よくやった!」ではなく「もったいなかった‥‥」と書き残しておきます。戦っていた選手たちもきっと「勝てる」と思っていたはずです。
今回のワールドカップで印象的だったのは、海外でプレイする選手がほとんどになったので、試合で臆する選手がほとんど見られなかったように感じたことです。普段、リーグ戦で試合しているような感覚で試合ができるといえば分かりやすいでしょうか。
国内でプレイしている選手が多ければ、やはり必要のないリスペクトまで感じてしまうものだと思うんですね。普段、テレビで見ているような選手と対峙すると。でも、そういうのは感じられませんでした、今回は。
3戦全敗という事前の予想もあったし、ぼくもまさか予選リーグを突破できると思っていなかったので、ぶっちゃけ「日本やれるじゃないか」という感想を持ちました。
凄く楽しみになった反面、しかし、ですよ。
今回のワールドカップは選手の平均年齢も高かったですし、若い選手が経験を積めたかというと必ずしもそうではないので、4年後に向けて世代交代に苦戦することが予想されます。
新監督にも誰がなるのか分かりませんし、意外にサッカー日本代表の未来は闇の中‥‥に、今はあるように見えます。
今回のサッカー日本代表に関しても、どこからどこまでが西野監督の手腕だったのか、ハリルホジッチの作り上げたベースがどのくらい貢献していたのかなど、難しいですが検証が必要でしょう。
ベルギー戦に久保とか中島がいたらどうなっていたでしょうね。たられば、ですが。