サッカー日本代表・長友佑都が所属するセリエAのインテル・ミラノが、中国の蘇寧グループに売却されることになりました。蘇寧ホールディングスが株式を取得として発表されています。
「蘇寧ホールディングスとの新たなパートナーシップは、インテルを未来に向けて運んでいくものだ。2年半でクラブはしっかりとしたベースを築いた。そして、新しいパートナーシップが加わることで、次のステップに突入する。それはインテルを世界のトップレベルに引き戻すことにつながる」
「 F.C. Internazionaleと蘇寧ホールディングスは、戦略パートナー契約を交わしたことを発表する」とし、蘇寧ホールディングスがインテルの株式の大部分を購入することを明らかにしました。
インテル、中国資本が買収を発表 元会長モラッティは退陣によると、蘇寧グループは2.7億ユーロ(約327億円)でインテルの株式68.55%を買収するということです。
現会長でインドネシア人実業家のエリック・トヒル氏は30%の株式を保有し、引き続き会長を務める一方、インテルの名物会長として、1995年から2013年まで会長を務めたモラッティ氏は退陣することになった。
「(マッシモ・)モラッティの時代には素晴らしい選手が沢山いた。その栄光を再現したい」ということで、どんどんお金は投入されるのでしょう。
蘇寧グループは次のように説明されています。
1990年に設立。その起業家精神のもとで事業を拡大、変化を続けたことで、現在は年間売り上げ500億ドルを誇る。中国の非国営企業としては3位。中国、香港、日本などの600の都市に1600を超えるストアを展開。事業は小売、不動産、スポーツ、メディア、エンターテインメント、投資、ファイナンシャルサービスと多岐にわたる。
アモーレ、アモーレ。