ゴン、札幌入り決断!熊本に断りという記事より。
J1磐田から戦力外通告を受けた元日本代表FWの中山雅史(42)が移籍先にJ2札幌を選んだことが23日、分かった。獲得を目指したJ2熊本の関係者に断りの連絡が入り、本人から札幌移籍を伝えられたという。
ジュビロ磐田を戦力外となった中山雅史が、コンサドーレ札幌に移籍することを決断しています。
「現役続行を希望した中山は獲得に乗り出した6クラブのうち、移籍先を熊本と札幌に絞り込んでいた」ということで、一時は横浜FCも名乗りを上げていると伝えられました。
三浦知良とのツートップは魅力的ですが、現実問題として二人が同時に出場できる可能性は低いですから、早くから消えていたかもしれません。
ロアッソ熊本はクラブハウスがないということで、健康管理面の充実を希望した中山雅史の意向でコンサドーレ札幌に決まったようです。
J1昇格の可能性という面からも、コンサドーレ札幌の方が魅力的だったかもしれません。
ただし推定年俸は800万円と、獲得に乗り出したクラブの中では最安だったようです。
中山雅史は記者会見で「現役でプレーできることが幸せだと感じている。自分自身を思い切り表現できたら。自分を高めていけたらと思う」と語っています。
楽しみですね、来シーズンのコンサドーレ札幌も。
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元日本代表FW中山雅史(42)が加入した札幌の攻撃陣は、今季19得点のエースFWキリノと、来季愛媛から新加入のFW内村の2トップが有力。中山は試合の流れを変えるスーパーサブとして、交代要員の1番手となる可能性が高い。
加入決定を受け「オファーから少し時間がたちましたが、結果として(加入が)決まりホッとしている。中山選手のサッカーに取り組むひたむきな姿勢に期待したい」とコメント。
来季、24歳差のチームメートとなる高校生MF古田寛幸(18)とは「ゴンさんは、テレビゲームのパッケージなどに登場する夢の中の人物。豊富な経験を聞いてみたい」と大歓迎。
J2札幌への入団が決まった元日本代表FWの中山雅史(42)が24日、札幌市内で記者会見し「現役でプレーできることが幸せだと感じている。自分自身を思い切り表現できたら。自分を高めていけたらと思う」と来季への意気込みを語った。
中山は磐田を通じ、「20年間、いろいろとありがとうございました。皆さんの声援があったからこそ、ここまで頑張ってこられたと思います。札幌では磐田で成長させてもらった魂を胸に、ピッチで走りたいと思います。これからも、中山雅史の応援、どうぞよろしくお願いします」とファンに感謝するコメントを発表した。
J1磐田からの戦力外通告を受け、6クラブが獲得の姿勢を示していたが、中山は体調管理面の充実を重視し札幌入りを決断。移籍先の候補のひとつだったJ2熊本には23日に断りの連絡を入れた。
4年半ぶりに中山と一緒にプレーすることを熱望していた熊本のMF藤田は、自主トレ先の鳥取で中山の決断を聞いた。頻繁に電話で話し、手応えもあったが「今回の結果は僕たちのクラブにとっても課題が明確になった。いい選手を取ろうとしたら、情熱だけでは無理」と専用グラウンドなど最低限の環境づくりをクラブに訴えていく。
それでも札幌を選んだ。中山は恥骨結合炎など何度も負傷を克服しており、磐田では練習の前後に約2時間ずつ入念にマッサージを行うなど体の手入れには時間をかけてきた。40歳を超えた中山にとって医療面の充実は、移籍先選定の大きなポイントだった。