千葉J2降格、イレブン号泣という記事より。
日本リーグ創設から唯一45年間(44シーズン)も1部を守り続けた千葉が、ついに2部に転落した。アウェーで川崎Fに惜敗、3試合を残して16位以下が確定し、J2降格が決まった。
ジェフ千葉のJ2降格が決まりました。一時期はオシム監督の元、非常に面白いサッカーをしていたのですが、日本代表監督に就任した後は選手も流出して低迷した印象です。
06年夏にオシム元監督が日本代表監督に転身して、戦力低下が顕著になった。07年オフには日本代表経験者5人が退団。昨季は最終節で2点差を逆転して辛うじて残留を決めた。
J2降格というのは言葉では言い表せないですね。こればかりは経験しないと分かりません。一つ言うとすれば、やはり「戻りたくない」とうことです。
最近のJ1は実力も拮抗しているので、ちょっと油断すると降格争いに加わることになります。クラブの運営が場当たり的だと、あっという間に危機的状況になりますね。
千葉「1部」に幕…エース巻は残留明言せずという記事ではドタバタぶりが。
開幕前の助っ人FWの補強はゼロ。開幕後も練習試合を一切せず、週休2~3日というミラー前監督の方針の結果、選手の体は「いつもオフ明けみたい」な状態だった。当然ケガ人が続出し、連係を深めようにも実戦はなし。慌てて補強に動いたものの、FW李根鎬(現磐田)の2度の売り込みをあっさり却下し、ようやく長身FWネット・バイアーノが加入すれば、獲得を望んだミラー前監督を更迭。すべてがちぐはぐだった。
「僕の力でもう一度J1に上げる、という表現は(現時点では)難しい。今はいろいろなことが頭に入ってきて…」と巻。
中心選手が流出すると一年での復帰が難しくなるかもしれませんが、踏ん張りどころですね。
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Jリーグ開幕後は低迷が続いたが、初の高校生Jリーガーの山口(現G大阪)や阿部(現浦和)ら若手の発掘、育成には定評があった。しかし03年昇格の工藤以降、ユース出身で主力に育った選手はいない。長所が消え、弱体化が進んだ。
劇的なJ1残留を果たした昨季から目立った補強はなく、同じように低調なシーズンを繰り返した。試合後のサポーター席からは「1年で戻るぞ」との声が飛んだが、果たして早期のJ1復帰は実現するのか。決して簡単な挑戦ではない。
この日は試合に出場した選手はランニングなどの軽いメニューをこなし、メンバー外だった選手は、J2湘南とのサテライトリーグに出場した。川崎F戦で2点目を入れたDF和田拓三は「気持ちを切り替えるしかない。残っている天皇杯とリーグ戦3試合に集中したい」と話した。
「明確な戦い方を定められなかった。ボクの未熟さ」と42歳の江尻監督は唇をかんだ。ミラー前監督の解任を受け8月から指揮を取ったが、就任12戦で白星なし。それでも三木社長は来季も託すと明言した。
千葉・坂本「現実を受け止めたい。昨年も苦しい経験をしたのに、こうなった。何が原因かは、すぐに答えられない。ジェフがもう一度、J1で戦えるように頑張りたい」