浦和レッズ、2009シーズンの主将は鈴木啓太

浦和今季主将に鈴木「1つになって戦う」という記事より。

浦和の今季の主将が20日、MF鈴木に決まった。副将には、MF阿部が選ばれた。また、DF坪井、MF山田暢、MF細貝がチームをまとめるリーダーとなった。

選手間の投票で選ばれると言われていた浦和レッズの主将ですが、鈴木啓太が選ばれたということです。順当ですね。

鈴木啓太か阿部勇樹か、くらいに思っていたのですが、それぞれ主将と副将に選ばれています。

なお、それ以外にも3人がチームをまとめるリーダとして選ばれているのですが、各世代の代表という感じでしょうか。うまいバランスです。

ギド時代から山田暢久が主将を努めてきましたから、新鮮な感じはありますね。

「大事なのは、チームが1つになって戦うこと。選手の代表として、監督やクラブに自分たちの意見を伝えて、サッカーがやりやすい環境にするのが大事だと思う」と鈴木啓太。

浦和 造反防止へ「代表部」新設…問題発生したら即5選手で緊急会談という記事では、この5人が「チーム代表部」としています。

「主将だけでなく、今季はチーム代表部を作る。5人が私にとって大切なメンバーになる。チームで起こりうるさまざまな問題を積極的に話し合いながら、解決案を見つけていきたい」

去年はフロントへの不信感を露にする選手も少なくなかったので、そのあたりは選手間で解決するようにする、ということなのでしょうね。うまく考えられた仕組みです。

クラブ関係者によると、5人のリーダーを置くのは初めてということですが、あまりこういう試みをしているクラブというのはないでしょうね。選手の成長も促されます。