闘莉王がサポーターと激論!!練習中に金網越し10分間という記事より。
契約期間を1年以上残しながらも、去就問題の浮上したゲルト・エンゲルス監督解任を求める横断幕が掲げられた練習場の金網越しに、闘莉王が公式戦5戦2敗3分けの惨状に憤るサポーターと口論を開始した。
サポーターが大原練習場で横断幕を掲げる光景というのはよくあることなのですが、ヴィッセル神戸戦に敗戦した翌日、ゲルト解任を求める内容のものが掲げられたことで、闘莉王とサポーターが口論になったようです。
「ここでバラバラになってしまったらどうしようもない。逆効果。オレらもサポーターも初心に帰る。1勝の喜びを忘れない。一丸となってやるしかない」
「激しい口論だった。(なじり合う)限界手前」とゲルトが言うほどだったのですが、その後には闘莉王が一致団結を強調しています。
「色々な問題はある。でも、最後まで必死にやるしかない。タオルを投げるのは簡単。みんなで必死に上を向いてやるしかない」
みじめな敗北も、次に繋がれば良いのですが、果たして水曜日のACL準決勝はどうなるでしょうか。
闘莉王「初心戻る」サポーターと緊急会談によれば、
「浦和が強いぞ、というのを分からせるために、もう一回、死ぬ気でやる。誰が男か見せる。選手を代表して、オレが約束する。こういう時こそ力になってくれないか」
と闘莉王が熱く語り、横断幕は取り下げられたということです。
浦和レッズには他にも火種があり、永井がベンチ入り拒否なんていうこともあったのですね。
監督と選手の一線を越えてはいけない。ただ僕の立場で言えることは言いました。(最初から)帯同したくないとは言っていない。話の流れもあって、そういうことならばコンディション的にも今後のことを考え、これがいいだろうと思った。
FWなのにディフェンシブな使われ方をすることに永井が納得がいっていないというのも漏れ伝わってきます。
確かに、昨シーズンはACLでMVPを獲得したにも関わらず、高原、エジミウソンというFWの補強が行われ、不調でも使われ続けてきたということがありますから、本人的にも納得がいかなかったのでしょう。
ゲルトは「次はメンバーに入る可能性が非常に高い。彼の力は必要」と語っていますが、果たしてこちらもどうなるのでしょうか。