関塚監督 心労で辞任…選手と涙の別れという記事より。
川崎Fの関塚隆監督(47)が24日、不整脈による体調不良のため、辞任した。めまいや頭痛を訴えて今月9日に入院し、検査の結果、監督続行は困難と判断されて休養を決めた。
体調不良から検査を受けていた川崎フロンターレ・関塚監督が、さらに長期の休養が必要ということで、監督を辞任しました。
理由は不整脈で「日常生活は大丈夫だが、これ以上監督を続けるのは危険」という高木ドクターの判断があったということです。
04年に監督就任1年でチームをJ1昇格に導き、06年にリーグ2位、昨季はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で8強に進出した
その手腕は確かなものがありましたし、今シーズンの活躍も期待されたところだったのですが、無念の辞任となっています。
同ドクターは「過度の過労とストレス」と原因を明かす。昨年のFW我那覇のドーピング問題や、今季のフッキ退団など、指揮官はピッチ以外でも多くの問題にも巻き込まれた。
サッカーの監督業が非常に厳しいのは、オシム監督が倒れたことなどからも分かります。4年と少しの在任期間には、相当なストレスがあったのでしょう。
後任は、高畠勉コーチが昇格します。
川崎F関塚監督が不整脈のため辞任という記事では「いろいろな検査をしていただいたが、不整脈が出ている。今年はやり切りたかった。残念」というコメントが紹介されています。
川崎イレブンも涙、関塚監督ドクターストップ辞任という記事では「今の自分は関さん(関塚監督)なしにはあり得ない。感謝してもしきれない。最後、力強い握手だった。『頑張れ』と言うことだと思う。また、一緒に出来ることを願ってます」という中村憲剛のコメントが。
昇格した高畠コーチは「ショックでした。戻って来ると考えてましたからびっくりしています」とコメント。
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「今年やりきりたかった思いは強いが、体を治してからということにした。チーム関係者、スタッフ、選手をはじめサポーターの皆さん、スポンサーの皆さんにご迷惑をおかけすることを申し訳なく思っている」
川崎・武田社長「もっと長く続けてもらいたかったが、関塚監督の健康回復を第一に考えた。高畠新監督には思い切ってやってもらいたい。クラブ一丸で、この難局を乗り切るしかない」