J1復帰へ断!C大阪 都並監督解任という記事より。
J2のC大阪は7日、成績不振を理由に元日本代表DFの都並敏史監督(45)、藤川孝幸コーチ(44)、西村昭宏GM(48)を解任した。
1シーズンでの昇格を義務づけられた、J1から降格したチームを指揮するというのは、非常に難しいものがあるのでしょうね。
都並監督はどちらかというと現有戦力をうまく使いこなすというよりは、育成タイプの監督だと感じていたので、もしそうだとすると余計に難しさがあったかもしれません。
J2への降格が決定し、昨オフにはFW西沢、大久保ら主力が流出。大幅な戦力ダウンにも指揮官は若手を積極的に登用するなどして、現有戦力の底上げを図ってきた。だが、13試合を終えて4勝3分け6敗で、勝ち点15の9位。
同じく降格した東京ヴェルディも、やはり苦しんでいます。J1の流儀が通用しない、ということも大きいかもしれません。
「期待外れに終わってしまって申し訳ない。現実は甘くなかった。もう監督のオファーは来ないと思うけど、これを糧にしていきたい」と都並監督。
同じように苦しんでいる東京ヴェルディは、東京Vがラモス監督の続投を発表ということで、ラモス監督続投ということになったようです。
7連敗の後に快勝したので、解任するタイミングを逸してしまった‥‥とも見て取れなくないですが、今後どうなるでしょうか。
昇格に向けて考えると、セレッソ大阪も東京ヴェルディも、上位とは10程度の勝ち点差があります。3試合差をひっくり返すのはなかなか大変ですが、長丁場なので何が起こるか分からないのもJ2です。
そしてJ2で虎視眈々と力をつけてきた、山形、札幌、仙台あたりが上位に付けているのも興味深いですね。