中田、日本代表について「ゲーテ」で激白

中田氏が雑誌で引退真相激白という記事より。

サッカーW杯ドイツ大会・日本代表の中田英寿氏(29)が引退の真相、メンバーとの確執などを激白した。ノンフィクション作家・小松成美さん(43)のインタビューに答えたもので、24日発売の月刊誌「ゲーテ」(幻冬舎)に掲載される。

中田が仲のいい小松成美氏のインタビューに答える形で、引退の真相、日本代表について語った記事が「ゲーテ」に掲載されるのだそうです。

チームに関しては、

「チームとしての中身がない。確固たる芯(しん)がないんだ」と厳しい言葉。他の選手からどう受け止められていると思うか?の問いには「たぶん“うるさい”とだけ。面倒なやつだと思っているんじゃないかな」と話し“浮いた存在”と自覚していたことも明かしている。

と語り、そしてジーコ監督については、

「疲れたツートップ(柳沢と高原)をそのまま引きずっても難しい状況だった。“ここで選手交代があったら”と思っていたのは確かだよ」。「おれが代表に来ている間では、全員での戦術ミーティングは(一度も)ない」

と語っています。

ジーコ監督の4年間は想像通りだったな、という思いがありつつも、なぜ中田が引退後にこうしたことを喋り続けるのか、ということを少し残念にも思ったりして。

もっと早くに引退するとか、代表を辞退するとか、何か方法はなかったのかと思ってしまいます。つまりは「日本のサッカーに失望したから引退する」ということなのでしょうね。

こうなると、オシム監督の就任前に中田が引退してくれて良かった、とさえ思えてきてしまいました。

残念ながらぼくの中では、日本のために頑張ったプレーヤー、というイメージではなくなってしまいました。