ワールドカップで試合後にかかる『ゴー・ウェスト』という歌の意味というエントリーより。
『ゴー・ウェスト』が応援歌の定番になったのがいつかはよく知らないが、記憶の限りでは1992~93年頃の立ち上ったばかりのプレミアリーグの試合でファンが皆で唄っていたのを覚えている。
「ペット・ショップ・ボーイズがこの曲のカバーをして大ヒットしたのが1992年のことなので」ということで、それを受けてのことではないかと予想されており、さらにワールドカップがアメリカ開催だったからでは、とも。
なるほど「ゴー・ウェスト」はプレミアリーグから始まった可能性があるのですか。なんにせよ、海外から輸入されてきたのですね。
というのも、日本でも「ゴー・ウェスト」がコールになっている選手がいたのです。元浦和レッズの土橋正樹です。
土橋と言えば、ディフェンシブなポジションと中盤をこなすユーティリティープレーヤーとして、浦和レッズで活躍した選手です。最も記憶に残っているのはJ2の最終戦、勝たなければ昇格はないという場面でのロングシュート。
199x年の日本平での福田のシュート‥‥みたいな詳しい場面を覚えているサポーターがけっこういるのですが、実はぼくはあまりそういう記憶がありません。基本的には試合を見てもよほどのことがないと記憶していないタイプなのですが、この土橋のシュートは別格です。
今でもクッキリと脳裏に焼き付いています。
あの日のスタジアムの雰囲気、隣に座っていた人、ぼくが座っていた場所、そしてシュートの軌跡。ある意味では、ぼくの中では初優勝より重みがあるのかもしれません。もう戻りたくないしね、あそこには。
ということで、その土橋正樹のコールが「ゴー・ウェスト」でした。なぜなんだろう? と思っていたのですが、納得です。
アーレー フォルツァ マサーキー
アーレー フォルツァ マサーキー
今では浦和レッズのコールとして復活していますので、スタジアムに足を運べば聞けるはず。
アーレー フォルツァ ウラーワーレッズ
アーレー フォルツァ ウラーワーレッズ