日本完敗…決勝T進出ならずという記事より。
1-1で折り返すと、後半は一方的に攻められた。8分にMFジュニーニョ、14分にはDFジウベルト、36分には再びロナウドにゴールを許した。ロナウドはゲルト・ミュラー(西ドイツ)の持つW杯史上最多得点14に並んだ。
目が覚めたのが5時過ぎでした。見られたのは残り30分程度だったので、試合内容に関しては語れませんが、4-1での敗戦は今の日本の実力を示したものではないかと思います。
玉田が試合後のインタビューで、自分が得点を入れたことでブラジルを本気にさせてしまったと語っていたのが印象的です。
玉田先制実らず…ヒデは目を赤くという記事によれば、「試合終了後にMF中田英はピッチに倒れ込み、目を赤く腫らしてしばらく立ち上がれなかった」ということで、交換したユニフォームを顔の上半分にかけたまま、長く横たわっている姿がテレビでも映し出されていました。
それを見て思ったのは、もしかするとヒデは引退するのかもしれないということ。次のワールドカップに出られる可能性もある訳ですが、ヒデの中では集大成的なところあったようなので、プレーヤーとしての引退はなくとも、代表引退は‥‥どうでしょうか。
テレビもインタビュアーも、奇跡の1点であるとか、それでも頑張りましたね的な盛り上げ方をしようとしているのですが、選手は思い切り落胆して言葉を無くしているし、なんとなく見ていて辛い試合終了後でした。
頑張ったけどダメだったではなく、何がいけなかったのか、この4年間でなにができてなにができなかったのかを、きちんと反省しないと、日本代表は次に進めないと思います。
タレントのいない日本代表を率いてジーコがかわいそうという論調が海外にあるようですが、しかしタレントがいない中でどのように戦うべきかを考えるのが監督の仕事であり、4年間かけて熟成し強化するのも監督の仕事です。
ヒディンクの率いた韓国は日韓W杯で躍進し、今回率いているオーストラリアも決勝トーナメントに進出しています。いかに監督が重要かは、浦和レッズでも嫌という程味わっています。そして監督次第でチームが大きく変わることも。
そういう意味においては、残念ながらジーコはプレーヤーとしては一流ですが、いきなり代表チームを率いる力量はなかったのではないか、とぼくは思います。