主将・中田が奇跡呼ぶ…三都主&DF陣テコ入れ確実という記事より。
「午後3時からの試合が2試合も続くと非常にキツイ。W杯というすばらしいイベントなのに…。今、サッカーは大きなビジネスになった。そのために、選手には大きな犠牲を強いる必要があるのだろう」
クロアチア戦後のインタビューで、ジーコが15時からの試合が2試合もあるのは厳しい、テレビの都合でそうなっている的な発言をしたのを見ましたが、それに関して記事になっていました。
「日本の3時開始が2試合あるなんて、ナンセンスでしょう。でも、これは日本側のテレビ放送の強力な要請があったからです」
このように舞台裏を説明するFIFA関係者。15時開始となることで日本では試合が22時からとなります。しかしそれが、18時、21時となれば日本では深夜になる訳で、視聴率を期待することができません。
もちろん視聴者もできれば通常の時間帯で見たいと望むでしょうが、それ以上にビジネス的な動きがあったのかもしれませんね。出場している32カ国中、15時からの試合が2試合もあるのは日本とトーゴだけだそうです。
何しろ、ドイツはW杯が開幕してから連日、最高気温が30度を超す猛暑。日本と違い、午後8時過ぎまで日が残るドイツでは、暑さのピークは午後3時ごろだ。
もしこれが18時、21時スタートの試合であれば、日本はもっと善戦することができたのでしょうか。善戦できればベスト16に残り、より視聴率が期待できたのでしょうか。
それは誰にも分かりませんが、中田は「天候はどちらのチームにも同じこと。暑いのは日本だけではない」とコメントしています。
ニュースの現場で考えること : 「これは犯罪だ」とジーコ監督というエントリーによれば、ジーコ監督はBBCのインタビューで”It’s a crime that we had to play in this heat again,”とコメントしているそうです。
とにもかくにもあと一試合です。ブラジル相手で勝ち見込みは非常に少ないのですが、意地を見せて欲しいと思います。ジーコを男にしてやろう、日本代表。