ヨーロッパのクラブが日本選手を獲得する事情

代理人田邊氏のブログに次のようなエントリーが。

【前編】柳沢選手復帰と中田英選手のペルージャ伝説

メッシーナの会長の発言はスポーツ新聞でも何度か取り上げられ、小笠原選手と交換だとか、小笠原選手がだめなら中田浩二を獲得するなどというものであったことを皆さんも覚えていらっしゃるでしょう?(探せばスポーツ新聞のサイトにバックナンバーがあると思いますが)誰にでも簡単にわかることですが、要はポジションは関係無いのです。共通していることは日本人選手であるということだけです。

【後編】柳沢選手復帰と中田英選手のペルージャ伝説

B社は契約するクラブに対し日本人選手を獲得した場合としない場合では放映権料の分配率を変えるという方法を考え出しました。その結果、日本人選手に目を向けるクラブの多くはB社に所属する傾向が強くなったのです。

テレビの放映権料と、日本人選手の関係のお話。

ヨーロッパに渡る全ての選手がそうだとは思いませんが、確かに移籍後に飼い殺しになってしまつているような選手もいますよね、と思う人も多いですよね。

サッカーをビジネスとして捉えている人たちにとっては選手も“駒”ですから、こういう事態にもなるのでしょう。

クラブとしてはこういう事態にはストップをかけたいでしょうが、ネームバリューを目当てにされたとはいえ、ヨーロッパのクラブからオファーのあった選手にしてみれば、数少ないチャンスをものにしたいと思うのも当然でしょう。

気持ちは分かりますが、日本代表として活躍しているような選手が移籍し、プレイできないような状況というのは寂しい気もします。