「味スタ」、命名権売却で黒字に 赤字競技場多い中異例というニュース。
競技場名に命名権を導入した味の素スタジアム(東京都調布市)の03年度収支が約9500万円の経常利益を計上する見込みであることが、7日までにわかった。02年のサッカー・ワールドカップ(W杯)を契機に次々と競技場が誕生したが、赤字に苦しむ競技場がほとんど。
5年契約で12億円なんだそうです。どのくらいの効果があるものなんでしょうね。果たして利用者は「味スタ」と「味の素」がどのくらい結びつくものなのでしょうか。
同じようにネーミングライツ(命名権)を売却したグリーンスタジアム神戸は「Yahoo! BBスタジアム」になっています。こちらはあまり略されることはないでしょうから、それなりの宣伝効果があるのでしょうか。どのように費用対効果を測定するのか興味がありますね。
ちなみに、ジェフ市原が使用する競技場も年間1.2億円で5年以上という条件で売り出しているそうですが、まだ買い手は見つかっていないそうです。残念ながら、あれだけ面白いサッカーをしているのにジェフは観客動員が伸びませんからね。難しいところです。しかし、先日の駒場には、以前にも増してジェフサポーターが詰めかけてましたよ。確実にサポーターは増えていることでしょう。
ちなみに、我が「埼玉スタジアム」も3億3,000万円の赤字。あれだけ観客動員があっても、サッカー以外では使用できないため、稼働率が低いのでしょう。どうですか埼スタも、年間3億円くらいでネーミングライツを売却してみては?