田舎へ行きました

群馬の山奥、父の生家へ。ヒビキは生まれて初めてです。目の前は川、後ろは山、もちろんコンビ二もスーパーもない正真正銘の山奥です。川のせせらぎしか聞こえません。

ぼくが子供の頃は、盆と正月には必ず来ていました。いとこが15人くらいいるので、小さい頃のお楽しみでした。祖父・祖母が亡くなってから少し足が遠のいていましたが、ヒビキが2歳になったので、3人で遊びに行きました。

ちょうど節句ということもあり、あちこちの家で巨大な鯉のぼりが飾られていました。まだ山の上は寒いのですが、ヒビキが川に入りたいというので二人で水遊び。ガケから川に飛び降りたり、魚釣りをした、自分が子供の頃のことを思い出しました。いつかヒビキも、自分だけでここで遊べるようになるのでしょう。

その後、畑の畦道をしばらく散歩したのですが、やはり近所の公園を歩くのとは全然違うようです。自然の量が違いました。緑の大洪水です。少し歩いてはタンポポや蝶を見つけて立ち止まります。少しずつ、自分の足で進んでいきます。いつもの「がっこ(だっこ)」も登場しません。きっと、ヒビキも満足してくれたことでしょう。今度は夏に遊びに行きたいと思います。