行動をログ化することで見えてくるもの。というエントリーより。
ブログの肝というは実は内容のことではないと思っています。内容はもちろん大事なんですが、それよりも大事なのがログ化されるということ、そちらの方が何倍も大事。
みたいもんのいしたにさんが書いている話なのですが、確かに内容よりも続けることが大切というのは同意です。内容は後からついてくるので、まずは迷わず書いてみるのが良いと思っています。
という中で「行動のログ可視化ものというのは以下のような特徴があります」と挙げられていたのが以下の3つ。
1. 一週間程度で生活の癖は判明する
2. とはいえ、3ヶ月やると別の癖が判明する
3. 少し知っている人のログがいちばんおもしろい
その中で、最近気になったのは3.です。
ドイツで開催されているワールドカップ杯のレポートを読んでいて気付いたのですが、キレイな写真とプロが書くような文章で非常によくまとまっているブログがあったのですが、どうにも頭に入ってこないのです。
これはなぜかと考えたら「あ、この人のことよく知らない!」ということなのかな、というところに思い至りました。
知っているにもいくつかパターンがありまして、
・元々の知り合い
・ブログを読んで知り合いになったつもり
・ブログ経由で知り合いになった
などありますが、ブログを読んで勝手に知り合い風の思い込みでも十分にれはこ知り合いなんだな、と思います。一方通行なんですけど。
ブログを読んでいるというとは、最初に何らかのきっかけがあった訳で、どこかでチューニングが合っている訳です。そうなると、
・読書の感想
・映画の感想
・食事の感想
とかなんでもいいのですけど、ちょっとした短い文章でも面白く感じられます。勝手にバックボーンや気持ちを想像して味付けや脚色ができるのですね。
でも知らない人のブログだと、いまいちシンパシーを感じられないというか、前菜なしにいきなりメインディッシュを食べちゃったみたいな、そんな気持ちになります。それがもの凄くよくできた内容だったりすると、いきなり満腹感が訪れてみたりして。
もちろんこんなことは一概には言えない訳ですが、凄くよくできた内容なのに消化不良気味になったので、つらつらと考えてみた次第です。
RSSリーダに登録して、削除せずに残っているブログというのは、一方的に信頼感を寄せているブログということなのかもしれません。