友人に誘われ、JTB横須賀支店が主催した、神奈川県三浦郡葉山町の一色海岸のビーチクリーンに参加してきました。よく晴れた日曜日のことです。
朝6時に起床し、7時前の湘南新宿ラインで戸塚駅へ。横須賀線に乗り換え、逗子駅に到着したのは8時すぎのことでした。
逗子駅からクルマでピックアップしてもらい、一色海岸そばのコインパーキングまで。風もほとんどなく、とても気持ちの良い朝でした。
細い路地を歩いて海岸線に出ると、青い空と青い海が広がっていました。波も静かで穏やかです。一色海岸は初めて訪れました。
9時から1時間ほど、ビニール袋に軍手をして、トングをカチカチさせながら、一色海岸のゴミを拾いました。
植物性のものは埋めるそうで、主に拾うのはプラスチックゴミです。海を漂流するうちに小さくなったプラスチックゴミをマイクロプラスチックと呼ぶのを聞いたことがありますが、意識して実物を見たのは初めてのことでした。
流れ着くマイクロプラスチックの多くは東南アジアからのものと推測され、遠くはインドからも流れてくるそうです。
マイクロプラスチックを我々も口にしてしまっている可能性があり、それを防ぐにはゴミの分別をしっかりすること、なんていう話も伺いました。
急に意識が高まるわけではありませんが、それでもビーチクリーンに参加したことで、いろいろと思うところはありました。同じ海岸でも、マイクロプラスチックのことを意識する前と後では違って見えました。
一色海岸には様々なアクティビティを提供する海の家（？）の「一色BOAT HOUSE」があり、ボートを借りて釣りをする人の姿も見られました。
海釣りというとそれなりのサイズの漁船に乗ってするものだと思っていたのですが、ここでは手漕ぎボートです。手漕ぎボートで少しだけ海に出て、それで海釣りができるのは良いな、と思いました。釣り竿のレンタルもあります。
サップなどのアクティビティもあるので、休日を静かな海で過ごしたい人には最適かもしれません。
ランチには「一色BASE」の海苔弁が配られ、葉山御用邸の木陰で美味しく食べました。久しぶりに海でのんびり過ごした日曜日でした。
