20代の頃から使ってきたメガネのツルを折ってしまいました。20年以上、愛用してきたメガネです。といっても、コンタクトレンズを外してから寝るまでの短い時間なので、全ての行動を共にしていたというわけではありません。
でも、まあ、それなりに、長い時間と世界中を旅して過ごしてきたメガネではあるので、少し寂しさのようなものもなくはないですね。
ただ、もう20年も経つと視力もどんどん悪くなっており、そろそろ買い替えしようかなというタイミングではありました。昨今はメガネも安いですからねぇ。
「Zoff」に行ってみた
明後日からまた長野出張があるので、今日明日でメガネを新調できるメガネ屋はないかと浦和駅周辺で探索をスタート。まずは浦和パルコの「Zoff」に行ってみました。
店舗も広めで在庫も多く、メガネの試着もしやすかったです。いちおうレンズ代込みのフレームの価格ということにはなっています。しかし、ぼくは極端に目が悪いです。
フレームをほぼ決めた段階で、先に確認すれば良かったのですが、トータルでいくら位になるのか確認すると、とりあえず(厚い)ノーマルレンズの在庫はないと。薄いレンズは在庫があるけどプラス約13,000円くらいになると。
ちょっと思っていたのと違ったので、別の店舗にも行ってみることにしました。
「OWNDAYS」に行ってみた
続いて行ったのが、浦和コルソの「OWNDAYS」です。これで「オンデーズ」と読むそうです。「オウンデイズ」じゃないのか。
店舗は小さめなものの、薄いレンズでも料金変わらず、念のため視力検査をしてもらうと適合するレンズの在庫もあるとのこと。
本当なら3日間くらいかかるようだったのですが、明後日からの出張に間に合わせたいと伝えたところ、なんとか明日中に調整を完了して貰えることになりました。
寝る前にかけるだけなのでどんなメガネでも良くて、むしろ選ぶの手間だなくらいに思っていたのですが、そういえば明日(25日)は50歳の誕生日だし、先代を20年使ったとすると、もしかするとこれが人生最後のメガネになる可能性があると思ったら、ちゃんと選んでおくかという気になって、そんなことはもちろん口には出しませんが、お店のお兄さんに見立ててもらうことにしました。
最終選択肢は2つから。丈夫で軽いAIRというシリーズにも惹かれたのですが、お兄さんがオシャレですよと褒めてくれたので、特に外にメガネで出かける予定もないのですが、オシャレな方を選んでしまいました。
もしかしたらコンタクトレンズをはめられなくなって、メガネ生活になるかもしれないですからね。そうなったらこのメガネで遺影だ。まあまたそのときに新調しても良いのかもしれませんが、ままならないのが人生ですから。
対応もしっかりしていて、納期も間に合わせてくれたし、余計な料金もかからず(古いメガネの下取り1,000円もあった)だったので「OWNDAYS」に出会えて良かったです。
お兄さん、ありがとう!
余談というか感想というか
「OWNDAYS」はレンズの利益率は低くなると思いますが、薄いレンズでも同一価格にすることで在庫を圧縮できるし(わざわざ厚いのを頼む人もいないでしょう)、値段が高くなるなら他も見てみるという客の取り逃しをしない仕組みになっているのかな、と思いました。
自分がレンズ度数高い民なので分かるのですが、フレーム代金のみで作れると思っていたところに、オプション料金がかかると寂しいんですよね、やはり。薄くしたいし。だから「OWNDAYS」に色々と感謝です。
視力検査は専門の技師的な女性がやってくれました。間違いなく資格を要する検査で、一店舗で何人も雇うものでもなし、もし急な病欠が出たら店舗運営はどうなるんだろう的なことを考えながら検査を受けていました。
検査が終わり、コンタクトレンズを戻して分かりました。大きな縦長のディスプレイが検査装置の横にあり、店舗に人員がいない場合は、ビデオ通話で対応できるようです。もしかすると、視力検査の機械もネットワークで繋がっていたりするのかもしれませんね(リモートで操作できる)。
コンタクトレンズ屋さんのお世話にはなっていましたが、何十年かぶりにメガネ屋さんのお世話になりました‥‥という話をブログに書いておくと、何十年後かに、いつメガネを新調したかとか、どんな気持ちだったかとかが、分かる仕組みです。
先代メガネを作ったときはまだブログがなかったので、そういう記録は残っていません。今はない、道路拡張する前の時代の日の出通りのメガネ屋さんで作ったような記憶は残っているのですが。