「鈴木先生」のマンガ家・武富健治の「惨殺半島赤目村(2)」が出版されていたので購入しました(もう1年前に出ていた)。「惨殺半島」という割には惨殺が起こらないと1巻では思っていたのですが、序章でした。伏線が回収されていく2巻では、これでもかというくらいにグロテスクな惨殺が行われていきます‥‥ほんまの祭りは、おそろしいもんなんやでェ!
担当編集が選ぶ『この田舎に帰りたくない2014』堂々第1位! 『鈴木先生』の武富健治が贈る最高の惨殺作、完結!!
第5話~11話収録 村の謎を解くためついに「能力」を使った三沢。
しかし村に潜む「闇」はさらに深く、新たな犠牲者が…。そして近付く祭りの日、果たして三沢は大量殺戮を食い止められるのか!?
武富健治渾身のカントリー・ノワール、ついに完結!!
「鈴木先生」も単なる感動作というよりは、心の奥深くを描くような作風でドキドキしながら読んだもので、その武富健治が描く猟奇モノはどんな感じなんだろうと思って読んでいたのですが、想像を超えてました。
閉鎖的な村で起こる“事件”の数々に、こんな村が実際に存在しているのだろうか、どこにあるのだろうか、あのあたりか? なんてことを思いながら読みました。2巻は、ちょっとびっくり展開でしたね。
2巻で完結してますので、今から読むには丁度良いと思います。グロテスクな内容が苦手な人は、読まないでください。