学研ホールディングスが実施した「小学生白書2016」の調査結果が発表されました。小学生1,200名を対象に、家や学校でどのような暮らしをしているのか、好きな色や教科、将来何になりたいのかなどをはじめとした57項目の調査結果です。
それによると「将来つきたい職業」のランキングは、男子の1位が「プロサッカー選手」女子の1位が「ケーキ屋」となりました。その他のランキングは以下の通りです。
男子ランキング
1位 プロサッカー選手(8.3%)
2位 プロ野球選手(4.8%)
3位 警察官(4.5%)
4位 運転士(3.5%)
5位 医師(3.0%)
6位 ゲームデザイナー(3.0%)
7位 大工さん、建築家(2.8%)
8位 科学者、研究者(2.7%)
9位 消防士(2.3%)
10位 会社員(2.0%)
10位 エンジニア、技術者(2.0%)
1位といっても、10%に満たないのですよね。「わからない」と回答した子が37.8%もいて、将来を決めあぐねている様子が分かります。低学年だったら「サッカー選手!」とかあると思いますが、高学年になるとそれなりに自分にできること、できないことが見えてくるでしょうから、夢見がちなものは減っていくのかもしれません。そう考えると、3位の警察官や5位の医師は現実的です。
女子ランキング
1位 ケーキ屋(10.2%)
2位 パティシエ(10.0%)
3位 医師(4.5%)
4位 教師、先生(4.0%)
5位 パン屋さん(3.8%%)
6位 看護師(3.5%)
7位 歌手、アイドル(3.2%)
8位 漫画家、イラストレーター(3.0%)
9位 ファッション関係(2.7%)
10位 トリマー(2.2%)
ケーキを作る人、売る人、そしてパンなど、このあたりの夢は昔と変わらないでしょうか。教師、先生が上位にいるのは男子との違いです。
気になる「YouTube」ですが、0.5%(6人)だったということです。これが多いのか少ないのか、来年になるとさらに増えるのか?
ネタフルでは次のような記事も書いています。
▼新小学一年生「将来就きたい職業」は何?(2012)
▼大人になったら何になる?(2004)