なかなか業績不振から脱却できない日本のマクドナルドですが、調子が良くないのは日本だけではないようです。アメリカではCEOが引責と見られる辞任をするとニュースになっていました。米マクドナルドCEO退任へ 業績不振で引責かという記事になっていました。
米マクドナルドは28日、ドン・トンプソン最高経営責任者(CEO)が3月1日付で退任すると発表した。同社をめぐっては、昨年7月に発覚した期限切れ鶏肉問題で日本などアジア地区の売り上げが急減し、本拠地の米国市場も不振が続いているため、事実上の引責とみられている。
期限切れの鶏肉問題の影響で、日本や中国などアジアでマクドナルド離れが加速し、さらにアメリカでも健康志向のファストフードに苦戦しているということです。
23日発表の14年通期決算では、「世界の既存店売上高」が前年比1・0%減と、02年以来12年ぶりのマイナスだった。
日本でも新商品を出したり、色々と手を打たれているようですが、一度ついたイメージを払拭するのは、なかなか難しいのでしょうか。異物混入でも注目されてしまいましたし。
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同社は世界100か国に3万6000店を出店している。しかし、消費者の嗜好(しこう)の変化や機動力のある新規ファストフードチェーンの台頭、サプライヤーの問題で食品の安全面に関する不安が高まり日本と中国の店舗で売り上げが低迷したことなど、複数の課題に直面している。