4年目のジレンマ–グーグルに大量離職の危機という記事より。
Googleはここ数年、急激に従業員数を増やしてきた。しかし、IPO(新規株式公開)前にストックオプションを取得した大勢の百万長者たちが8月に同社を一斉に去る可能性がある。
IPO前にストックオプションを取得した数百人の社員たちが、2007年8月に全ての権利を受け取ることになるのだそうです。
そうなるとそのタイミングでストックオプションの権利を行使し、多くの社員たちが離脱するのではないか、という懸念が報じられています。
ストックオプションの権利を受け取り、それを行使するというのは一つの目標でもあるでしょうから、Googleとしては引き止め策はいろいろと講じているようですが、なかなか難しい場合もあるでしょう。
「一部の従業員の退社は避けられないことをGoogleの幹部らは承知している」とGoogleは認識しているそうです。
従業員の中には、もはやGoogleでの仕事にやりがいを見出せず、別の仕事に移る人もいれば、レストランの開業、非営利企業の創設、夢のマイホームの建設のために辞める人もいる
ものすごい額のお金というのを手にしたことがないので分からないのですが、やはりいきなりお金を持つと、勤労意欲みたいなものは減退していくのでしょうかね。
そういえばアメリカ人は「家族との時間を増やしたい」みたいな理由で仕事を去るのをよく見かける気がするのですが、こじつけの理由なんじゃ‥‥とも思っていたのですが、子供ができるとそれも分かる気がしました。