東芝、EMI株を売却

東芝がEMI株売却、音楽事業から撤退という記事より。

東芝は14日、音楽ソフトなどの関連会社、東芝イーエムアイ(EMI)の株式を、英国EMIグループに売却し、音楽事業から撤退すると発表した。

東芝が、東芝EMI株を売却し音楽事業から撤退することになったいうニュースです。東芝といえばEMIというか、ブランドとしては強烈なイメージを持っていました。

東芝EMIは「東芝グループとは協力関係を保っていきたい」(堂山昌司社長)としている。社名は当面変更せず、今後も音楽中心に事業を運営する。

もともと1960年に「東芝音楽工業」として設立されたのだそうです。「東芝」に愛着を持っていた人も多いのでしょうね、きっと。

ユーミン「東芝EMI」愛着あったという記事によれば、

完全に外国資本の手に渡ることになり、演歌部門の消滅や、所属アーティストの流出などの事態も予想される。

とされています。ユーミンは「音楽に対する気持ちは変わりない」とコメントしています。

ユーミンEMI再出発にエールによると「音楽もパッケージから配信になってきて、いろいろ変わってきているから」ともコメントしています。

矢沢永吉、松任谷由実、宇多田ヒカル、布袋寅泰、氷室京介、椎名林檎、今井美樹、ウルフルズ、坂本冬美、山川豊らが所属しています。

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東芝EMIの05年度の売上高は460億円。CD不況や大ヒット作にも恵まれず、音楽ソフト市場のシェアは前年2位から4位に落ちる苦戦が続いていた。財務体質改善を目指し、都内の自社ビルの売却や人員削減など大規模なリストラも敢行してきた。