「Technorati.jp」正式サービス開始

ブログ検索「Technorati.jp」が正式サービス、ブログ検索の標準を目指すという記事。

Technorati.jpは、米国のブログ検索「Technorati.com」の日本語版サイトで、5月30日よりベータテストを開始している。ブログ検索の対象は、独自のPingサーバーおよび国内の主要Pingサーバーに加えて、Change.xmlやRSS配信を行なっているサイトを独自に収集、検索対象に含んでいるという。

テクノラティ

Googleでも1日くらいあれば新しい情報が検索できるようになりますから、それに勝るテクノラティの最大のメリットは、本当にたった今この瞬間にブログで話題になっていること、が検索できるということだと思います。

ただそういう検索はあまり一般の人にとって大きなメリットかというとそういう訳でもないような気がするので、単なる検索に留まらず、ブログで話題になっていることを可視化するとか、そういうマーケティングツール的な発展を遂げていくのかなぁ、と思っています。

Technorati.comで提供されていたウォッチリストサービスも導入。特定のキーワードまたはURLを登録することで、そのキーワードが含まれたブログもしくはURLにリンクされているブログの更新情報をRSSで通知する。

こういう機能は楽しいですよね。自分の会社名で登録したり、製品名で登録したり。ぼくも会社のクライアントに関連するキーワードや、もちろん「ネタフル」というキーワードで調査しています。使っているのはテクノラティじゃないんですけど。

記者会見で伊藤穰一氏が次のように述べています。

「今までは起きて新聞を読んで夜にテレビを見て、メールも1日1回程度だったのが、今では1日中ニュースやメールを読んでいる。メディア側もWebでリアルタイムに情報を発信していく」。伊藤氏は「Webは百科事典や新聞のストックのような固定した情報をいかに検索するかという時代から、生で送り込まれている情報をいかに整理してカスタマイズするかという流れが、高度な消費者の考え方になっているだろう」と指摘した。

これをメディアストリーム化と呼んでいますが、確かにリアルタイムに次々と情報が届いて、最近情報過多になって自分自身が破綻しているというか崩壊していくような感覚にとらわれています。どこかで整理しないといけないんですけど。

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「Technoratiの設立前、私はLinuxcareやSputnikでCTOを務めていた。その頃、自分の会社のことがニュースになったり、インタビューを受けたりしたが、一般の人々が自分の会社のことをどう思っているのか、インタビューの内容をどう受け止めているのかが知りたかった」(Sifry氏)

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3つのムカつくもの──電話、ハリウッド、Microsoft──つまりネットワーク、コンテンツ、ソフトウェアのモノポリーをつぶしたい。