CNET Japan編集長山岸氏のblogによると、CNET Japanがリニューアルに伴い全ての編集記事でトラックバックに対応したそうです。パチパチパチ!
デザインコンセプトを見直し、サイト全体の構成やナビゲーションを変更し、全ての編集記事にTrackBackができるようにしました(従来はBlogのみ可)。
山岸氏がエントリーの中で書かれているように、現在は表示に時間がかかっていますが、各記事を見ると記事タイトルの下あたりに「TrackBack」の文字を見ることができます。個人的にも記事にTrackBackしたいと思うことがあったので、これは素晴らしい決断と歓迎したいと思います。スパム的に利用されたりする可能性もありますが、次の段階へ颯爽と進んだのではないかと思います。
たかがTrackBackとは侮れないでしょうね。これによりCNETの記事を引用する人が増えるでしょうから、トラフィックもかなりのものになるのではないかと思います。
B-log Cabinでは次のように書かれています。
CNET Japan の記事を書く担当記者の方々にも、TB が来るかもしれない、という良い意味での緊張感があって、記事のクオリティ維持にもプラスに作用しそうですね。TB 数による人気記事ランキング、なんてのもきっと、出てくるのでしょうね〜、今後は。
NDO::Weblogでも次のようにコメントされています。
▼CNET Japan のトラックバック対応、その意味と将来
トラックバックを打てるシステムを組み込むこと自体にはさほどのリスクはありませんし、こうして考えると、”最低限のリスクで大きな価値” という理想的なパターンにがっちりとはまる可能性もあるかもしれないとも思います。
yublogでは次のようにコメントされています。
TBどころか、直リンを禁止しているところがごまんとある中で、この記事TBの持つ意味って大きいわな。これこそ、メディアの新しい形というか。
やろうと思えば誰でもすぐにできた訳で、それをサクッとやってしまったCNET Japanに拍手です。少し考えただけでも、その効果は大きいものがありそうです。
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社長の御手洗さんもエントリーをしていました。
視点を提供してくださった方にもある種のフィードバックを返すことで、近年ではあまり言われなくなった「インターネットの心意気」みたいなものを実現できていれば嬉しいと思います。