ソーシャルネットワーク大統領選挙戦(10)という記事に、重要なブロガーが影響を与えるということが日本でも認知されつつあり、ではブロガーにはどのように対処したら良いか? という内容が書かれています。
Venture Chroniclesというブログを立ち上げているベンチャー・キャピタリストのJeff Nolan氏がブロガーとの対応について書いているのでそれをリストしてみよう。
全部で13個です。長いので引用はしませんので、元記事を見て下さい。個人的になるほどと思ったのは、
1.マスメディアではないとバカにせず、ブログに自分のことがどのように書かれているかを読もう。マスメディアの記者はそれらのブログを読んでいるから。
4.ブロガーの意見や視点はブロガーのもの。ブログはマーケティングではなく、企業のマーケティング部やマネジメントから、編集されたり、批判されるべきものではない。
5.うそをついたり、真実を誤魔化さないこと。いつかそれはばれる。
12.自分のこと(製品やサービス)を知り、知らない場合は認めること。
といったことでしょうか。
3.ブロガーはあなたから広告をもらっているわけではない。だから、プレッシャーをかける方法などない。
というのも印象的ですね。
ブログで話題になり、それが口コミで広がっていくことは、良い話題ではあれば企業としては望ましいことです。しかし負の話題もある訳で、その際に短絡的な対応をするのではなく、今一度このリストを読み返してみると良いかもしれません。
元記事が選挙の話題なので「選挙戦対策本部もPR担当者ではなく、ブロガーに対応させる専門要員が必要になっているのだろう」と締めくくられていますが、例えば大きな企業であれば、同様にブログに精通したスタッフも必要になるのかもしれません。