三菱電機のルームエアコン「霧ヶ峰」が「クロスフローファン(ラインフローファン)を採用したエアコンの世界最長寿ブランド」として、ギネス認定されたことを発表したそうです。1967年に誕生した「霧ヶ峰」ブランドは50周年を迎えたのですが、それを記念してギネス申請したのでしょうかね。三菱「霧ヶ峰」がエアコンの最長寿ブランドとしてギネス世界記録に認定という記事になっていました。
同社は、1954年に初めてエアコンを発売。1967年にセパレート型エアコンを「霧ヶ峰」と命名し、世界で初めてエアコンにクロスフローファンを採用した。クロスフローファンは長い円柱状の羽根で送風する構造で、現在のルームエアコンの標準となっている。
「クロスフローファン(ラインフローファン)を採用したエアコンの世界最長寿ブランド」としてなので、エアコン全体ではないところは注意が必要ですね。
当時は「霧ヶ峰」のほかに「上高地」や「軽井沢」など、避暑地のイメージのブランドがありました。この中でも「霧ヶ峰」が日本の家屋に合った標準的なタイプとして歴史を刻んできたというわけです。
近年では、エアコンの50年の歴史の中で、初のファンの革命とも呼ぶべき「パーソナルツインフロー」を採用した製品も登場しています。「パーソナルツインフロー」は左右のプロペラファンを独立制御することで、複数の気流を生み出すことに成功しています。
詳しくは三菱電機の工場見学をしていますので、そちらの記事をご覧ください! 奥深すぎですよ、エアコン。
▼「三菱エアコン 霧ヶ峰」暑い人と寒い人を見極めて2つの気流を作り圧倒的な省エネまで実現した凄い技術 〜パーソナルツインフローとムーブアイ極(きわみ)を工場見学した!