iRiver CEOが語る「iPod shuffleの驚き」という記事より。
大手デジタル音楽プレーヤーメーカーのCEO(最高経営責任者)は、今週Macworldで発表されたApple Computerの「iPod shuffle」の幾つかの特徴に驚いたと語った。
二つの点に驚いたそうです。
・1つ目は、iPod(shuffle)がローエンド向けという点だ
中国の製品は既に同製品と変わらない価格で提供されているため、驚いたのは安さではなく、Appleがローエンド製品を作ることだと同氏は語った。
・2つ目は、約200曲を格納できる1Gバイトのプレーヤーを発表したということだ
ユーザーがお気に入りの曲を探すのは非常に難しいだろう
どちらかというと、やはり否定的に驚いています。当然か(笑)
「ある意味では、これ(iPod shuffle)はiRiver製品の敵ではない。当社はもっと多くの機能を盛り込んでおり、ハイエンド分野に焦点を当てているからだ。(楽曲を)探す作業やディスプレイがないことを気にしないユーザーはある程度いるだろう。Appleは、ローエンドユーザーが使っている製品を置き換えるかもしれないが、もう少し熱心なリスナーは、この手の製品を気に入らないだろう」
Appleの場合、ハイエンドなユーザはiPod miniなりiPodに流れているでしょうからね。他社との競合というよりは、自社の製品マップの中で空いていたローエンドの製品を埋めたということで、さらに既存製品と競合しないように「シャッフル」という特徴を取り入れたということなんだと思います。
▼Apple iPod shuffle 512MB M9724J/A
▼Apple iPod shuffle 1GB M9725J/A
▼Apple iPod shuffle スポーツケース M9758G/A