Macworld Conference&Expo 2005に関連する記事を集めています。
1月11日(現地時間)、米サンフランシスコにおいてMacworld Conference&Expo 2005が開幕した。オープニングを飾る恒例の基調講演では、Apple Computerのスティーブ・ジョブズCEOが、「Mac mini」、「iPod shuffle」をはじめとする幾多の新製品を公開して、会場は興奮に包まれた。本稿では開幕直後の会場と基調講演から、Mac miniとiPod shuffleの速報レポートを実機写真を中心にしてお届けする。
▼ジョブズ氏、基調講演でMac miniとiPod shuffle披露
同氏によれば、iPodは10~12月期で450万台が売れ、Appleは現在デジタル音楽プレーヤー市場の65%を握っている。市場の残る部分は各種のフラッシュプレーヤーが占めているが、それが今回iPod shuffleと競合することになる。
▼スティーブ・ジョブズCEO基調講演詳報――Mac mini、iPod shuffleからiLife ’05、iWorkまで
「Mac mini」はブラシメタルの、四角い外観で角が丸くなっているスタイル。Apple ACパワーアダプタに近い外観だ。スロットローディングのCD-RW/DVD-ROMコンボドライブ、USB 2.0、FireWire 400、DVI、VGAポートを持つ。「スイッチャーにならない言い訳は、もう通用しない」とジョブズ氏。
『Mac mini』というこの新型コンピュータは11日、サンフランシスコで開催中のイベント『Macworld』(1月10日-14日) で CEO の Steve Jobs 氏が発表したものだ。ほかにもいくつかの低価格製品が発表となった。
価格についても、「乗り換えを考えている人には、有無を言わせない値段にした。既存のMacユーザーで、2台、3台目を持ちたいという人でも負担が少ない価格」とし、下位モデルが499ドル(58,590円)、上位モデルが599ドル(70,140円)であることを明らかにした。
▼【レポート】Macworld 2005 – Macworld開幕、5万円台の「Mac mini」、プレゼン/ワープロのiアプリ (1) 小さく、低価格なMac mini
サイズは奥行きと幅が16.51cmで、高さが5.08cm。重量は1.32kg。Jobs氏の両手のひらにすっぽりと収まりそうなほどコンパクトだ。正面にはスロットローディング式CD-RW/DVD-ROM両用ドライブの挿入口が配置されている。背面に、Ethernet/モデム/USB2.0×2/FireWire 400などのポート類、DVI出力、ヘッドフォンジャックを備える。OSは、Mac OS X v10.3 Pantherだ。