Apple、iTunesの楽曲販売で外部サイトにコミッションというニュースより。
米Appleは9月1日、音楽ダウンロード販売のiTunes Music Storeに外部サイトからのリンクを募る「iTunes Affiliate Program」を立ち上げた。
日本ではApple Storeへのアフィリエイトプログラムが開始したのが記憶に新しいところですが、アメリカではiTunes Music Storeがアフィリエイトプログラムを開始したそうです。
同プログラムに登録したサイトは、iTunesで販売している楽曲やアルバムに直接リンクを張ることができる。こうしたリンクを通じて楽曲が売れた場合、そのサイトに5%のコミッションを支払う。
元々単価が安い訳ですが、アフィリエイトを導入してくるなんて、Appleもいよいよ本気ですね。MSN Musicとか、やはり他社の動向も気になるでしょうし。
音楽を紹介してアフィリエイトというのはAmazonでもよくありますが、Amazonのようにアルバム単位ではなく、しかもその場で購入して聴けてしまうというのは、簡単購入→つまり収入増の大きなアドバンテージかもしれません。単価安いですけど‥‥。
日本ではまだiTMSすら始まっていませんからね。もうしばらく指をくわえて見ていることとしましょう。
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iTunesと大量取引を行う個人/企業と、同社バックエンド業務の間のリンクが提供されるということは、AppleがWebサービス分野における取り組みをさらに強化する準備を整えつつあることを意味している可能性がある。
同プログラムに参加するWebサイトは楽曲やアルバムのリンクを貼り、iTunes Music Storeの販売に貢献した場合、Apple社からコミッションを受け取る。「アフィリエイト・プログラムを提供する有料音楽配信サイトは、当社が初めて」(Apple社)