「iPod touch」を”JailBreak”すると「VNsea」というVNCクライアントソフトが利用可能になります。
そして「Mac OS X 10.5 “Leopard”」には「画面共有」という名のVNCがあります。
ということで!
両方を使うと「iPod touch」からMacBookにリモートアクセスして操作することができるようになる‥‥ので、試してみました。
#事前に「iPod touch」を”JailBreak”しInstallerから「VNsea」をインストールしておきます。
「システム環境設定」から「共有」を開きます。
「画面共有」をチェックします。「VNsea」からアクセスするためのIPアドレスが表示されます。この場合は「10.0.1.5」です。
さらに「コンピュータ設定」も‥‥
このように設定しておきます。
続いて「VNsea」を起動し、接続先の設定をします。
完了するとリストに出てきます。
「mac」をタップすると‥‥
出た!
MacBookに接続し、リモートアクセスしています。
こうすると分かりやすいでしょうか?
MacBookの画面が「iPod touch」に表示されていることが分かります。
画面を横にするとこんな感じです。
MacBookと比較すると‥‥
画面が非常にキレイで驚きました。
実際の操作に関しては、マウスの代わりに指で操作します。指先なので、多少の慣れは必要でしょうが、ちょっとした操作ならできるようになる予感がします。
なお、細かい作業に関しては「ピンチアウト」(画面をズーム)して操作するとやりやすいです(当たり前ですが)。
さらに画面をズームしている時にスクロールしたくなると思うのですが、いつもの調子で指で画面をなぞるとそれはそのままマウスでなぞることになります。
画面スクロールはMacBookのマウスパッドのように、二本指で同時にタップしながらスクロールです。
VNCなので、もちろん「iPod touch」以外のクライアントからもリモートアクセスすることができます。
例えばWindowsだと「TightVNC」などのソフトを使えばOKのはずです。Windows Mobileにも「.NET VNC Viewer」というクライアントがありました。
追記:「iPod touch」レポートのまとめもぜひご覧ください(その他のレポートもあります)。