EUの法律によりAppleのiPhoneがUSB-Cポートを搭載することになりましたが、次はサードパーティー製アプリストアの開放が迫られているようです。9to5Macが、After USB-C win, EU tells Tim Cook that Apple must 'open up its gates to competitors'として伝えていました。
In new comments today, EU industry chief Thierry Breton reiterated that Apple must “open up its gates to competitors.”
EUの業界責任者であるThierry Breton氏が、Appleは「競合他社に門戸を開く」必要があるというコメントを発表したそうです。
EUのテック企業を対象とした広範な独占禁止法である「Digital Markets Act(デジタル市場法)」に、Appleは2024年3月5日までに従う必要があり、サードパーティー製のアプリストアやサイドローディングの開放を迫られるというものです。
実際にEUの法律でiPhoneがUSB-C搭載になったことからも、Appleがこの法律に従い、サードパーティー製アプリストアやサイドローディングを開放する可能性は高いのではないでしょうか。
2023年4月に「iOS 17」にはApp Store以外からアプリをインストールできるようになるサイドローディングを可能にする要素が入るとアナリストという記事を書いていましたが、Appleが何らかの準備をしていても不思議ではありません。
もちろんAppleは、ユーザーのセキュリティとプライバシーを損なうと反論していますし、個人的にもサードパーティー製のアプリストアを使うのは怖いと感じますが。