とりあえず、需要は一巡したということでしょうか。なぜ?アップルウオッチ急失速 1日20万本→2千本…予想外の不人気ぶりという記事になっていました。アメリカの調査会社のレポートはネタフルでも紹介していましたが、イギリスでも「(英でも売り上げは)悪いとは言えないが、驚異的でもない」というコメントが出ているそうです。
5月に入ると1日に約2万本とピーク時の何と約90%減に。さらに落ち込みは止まらず、6月後半は1日4000~5000本に激減。7月1日には2500本しか売れなかったのです。そのうえ、全3種類のうち、売り上げの3分の2は最も安いスポーツタイプが占め、セレブ向けの18金を使った最高級機種は約2000本しか売れなかった
むしろ、18金が2,000本も売れたのかと思ってしまったのですが、それはさておき、まずは「Apple Watch」に飛びつくような層はみんな購入してしまったのでしょうね。ぼくの周りでも、新たに「Apple Watch」を購入したという話は聞かれなくなりました。
不振の原因としては「女性に受けない」「すぐ使えない」といったことが挙げられています。
「手首の小さな(女性の)私にとっては美的な腕時計ではなく(単なる)電子機器で、画面が小さくイライラさせられ、ホテルの鍵代わりになるといった無意味な機能が多い」といった理由から「1カ月半使ったが決別した」
ニューヨークタイムズの女性コラムニスト兼ファッション評論家は、このようにコメントしているそうです。箱から出してすぐに使えると思ったのに、そうではなかったという女性ハイテク起業家の話も。
秋には「watchOS」がアップデートし、より「Apple Watch」が使えるものになるかどうか、というところが次の山場でしょうね。
個人的には機能の割には高価すぎるのでは、と思っています。腕時計をしたくないといったことでもないと思うんですよ。活動量計にしかにならない「Misfit」が、ネタフルからもかなりの数が売れていることを確認していますので。「Misfit」の場合は機能が明確で、バッテリーの持ちも長く、それでいて価格も安いので、納得して買えるのだと思います。
Appleは大好きですけど、バッテリーの持ちが1日の時計に40,000円以上はいかにも高いと思いますし、それだったら「Pebble Time」で十分だと思ってしまいますし、やはり相対的に高すぎなのかな、と思います。