高度に発達したAIが人間と同じように暮らす社会はどんな社会なのか‥‥AIと人間がともに生きる社会の物語を紡ぐ「AIの遺電子」が、いよいよアニメ化されます。待ってました!
「AIの遺電子」がアニメ化
提供して頂いた「AIの遺電子 Blue Age」を読み「ぼくの話し相手は本当にヒトなのだろうか?」という感想を抱いたのが2021年5月でした。こういう未来もそう遠くはないと思っていましたが、このあとの1〜2年で急激にAIが身近に、現実的に、そしてともすれば脅威にもなるのではないかと強く感じています。
AIにイラストを描かせたり、AIに質問して回答を得たり、数年前ですら想像していなかったようなことを、一気にAIが可能にしてきています。この1年ほどのAIのアップデートは本当に凄かったと思います。
新しい技術バンザイ、技術の進歩バンザイだけでは済まないのがAIの進化で、その問題となる可能性の一端を垣間見せてくれるのが「AIの遺電子」です。
ヒトの心を持つAIが、人権を与えられヒューマノイドとして暮らす社会。果たして心とはなんなのか? ヒューマノイドを治療する専門医の須堂光(人間)を主人公として物語は回ります。
ヒトとはなんなのか? 心とはなんなのか?
数年前から準備を進めてきたからこそ、いまこのAIが大きく話題になっている時代にピンポイントでアニメを放送できるわけですが、このタイミングを見極める力がすごいですね。1年前でも1年後でも、注目のされ方は違ったものになったでしょうし(もちろんいつ放送しても素晴らしい内容になると思いますが)。
ちなみに原作者で漫画家の山田胡瓜先生は、ITmediaで記者をされていたという異色の経歴の持ち主でもありますが、間違いなく記者経験が「AIの遺電子」にも活かされているのだろうな‥‥と思います。
基本、ぼくはマンガを読んだらアニメを観ない、アニメを観たら原作を読まないというスタイルなのですが「AIの遺電子」は絶対にアニメも観ます。マンガを読んだときから「これは絶対にアニメとしても観てみたい」と思っていた作品だったので。
もう、予告編だけで鳥肌が立ちまくっています!
「AIの遺電子」の遺伝子は、続編の「AIの遺電子 RED QUEEN」「AIの遺電子 Blue Age」もあります。