日本でもいずれやってくる未来です。あ、マイナスには思ってないですよ。むしろ、日本のAmazonプライム会員の年会費は安すぎるくらいですからね。会員を集める段階とはいえ。アメリカのAmazonでは、月額会員の月会費が18%値上げとなり、12.99ドルになりました。アマゾン、米で月会員の会費18%上げ 年会員に誘導という記事になっています。
米国でプライム会員はアマゾンが提供するネット動画の視聴や当日無料配送といったサービスを受けられる。これまで月に10.99ドルか、年間に99ドルを払えばメンバーになれたが、19日付で月会費を値上げした。
月に12.99ドルとなれば、年額99ドルの方が遥かにお得に感じられますよね。50ドル以上もお得です。「通年型の会員に囲い込む狙いがある」ということですが、まさにそうなのでしょう。月額会費に慣れたところを、年会費のAmazonプライム会員へと誘導する‥‥というまっすぐど真ん中の方法です。
アマゾンはプライム会員の詳細を明らかにしていないが、調査会社GBHインサイツによると、17年末で全米に8800万人の会員がいるとされる。
年額99ドルが8,800万人だとすると、約90億ドルが毎年、Amazonの収益のベースとなります。日本円にすると約9,500億円。とんでもない数字ですね。
アマゾンもネットフリックスもまずはサービスの質を高めて会員を一気に増やし、その後に値上げに踏み切っている。利用者離れが起きないという読みのなか、「種まき期」から「収穫期」へと戦略を切り替えているもようだ。
日本のAmazonが値上げするのも既定路線だと思います。であるならば、安いうちからどんどん使い倒しておくのが良いんではないかなぁ、と思うわけです。
我が家もAmazonプライム会員ですが、Amazonプライムビデオ(無料で視聴可能)とかAmazon Music Unlimited(プライム会員で年額払いにするとかなりお得)とか、Amazonの恩恵を受けまくりです。本が好きな人には読み放題のprime readingもありますね。
それで今はAmazonプライム会員は年額3,900円(月額にすると325円)なんですから、お得すぎると言わざるを得ません。どう考えてもAmazon的にはあまり利益も出てないのではないでしょうか。もちろん将来的な値上げを見越しての施策ですけどね。
まずは月額400円のプランでも良いかもしれませんが、使いたいサービスがありメリットを感じられるならば、いきなり3,900円でも良いと思いますよ。