若貴から学ぶ兄弟の育て方という記事がありました。
今、争われている遺産相続問題や以前より話題になっていた相撲道に対する意見の相違などは表面的な問題で、その根本原因は幼いころからの育てられ方にあるのではないでしょうか。
この問題は本当に何がどうなっているのか、よく分かりませんね。
記事によれば「子どものころ、理不尽な育て方をされた人が、大人になった今でもそのことを忘れることができず、いまだに兄弟仲が悪いという話はよく耳にします」ということで、その例がいくつか紹介されています。
・母親は姉ばかりをかわいがったので、姉のことは好きになれなかった。
・みんな、弟ばかりかわいがったので、自分の娘には同じ悲しい思いはさせたくないから、娘は一人っ子にして、愛情をいっぱい注ぐの。
・僕より弟の方が勉強やスポーツのできがいいと、父親が自分のことをばかにしていたので、弟とは今でも仲が悪い。
本当のところはどうなんでしょうね? 親はそう思っていないかもしれませんが、本人がそういう印象を持っている以上、それが大人になってからも大きく影響しているというのは仕方ないことなのかもしれません。
先に生まれたからというだけで兄が優遇されるのは昔の話ですが、その一方で、家業を継いだり親の介護をするのは長男の役目という風潮は依然として残っているのも事実です。
こういうのを読むと、大事にされてきた長男はさっさと相撲界から足を洗い、父親の残したものを懸命に守ろうとする貴乃花親方、と見えないこともないですね。本当はどうかよく分からないですけど。
ということで、兄弟の育て方が紹介されているのですが、基本は「平等に」ということのようです。
・兄弟(姉妹)を比較しない
・「お兄ちゃんだから・・・」といって、差別しないで、平等に
兄弟故に、というところがあるかもしれません。